実施報告

訴訟等実務
【期間】29年10月23日(月)-10月27日(金)

 平成29年度政策・実務研修「訴訟等実務」を10月23日(月)から27日(金)までの5日間で実施いたしました。

 本研修では、基本的な法務能力を既に身につけている方を対象に、実践的な内容の講義とともに、訴状や答弁書の作成など訴訟実務に直結した演習を通して、様々な訴訟等に対応できる実務能力の向上を図りました。

研修会の様子
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写真(左から順に):

1.講義「住民監査請求と住民訴訟」 弁護士法人リレーション 代表社員 弁護士 伊東 健次 氏
2.講義「自治体訴訟の動向」 東京大学大学院法学政治学研究科 教授 斎藤 誠 氏
3.講義「訴訟等実務」 岩橋総合法律事務所 代表弁護士 岩橋 健定 氏
4.演習指導 徳島県小松島市法務監・弁護士 中村 健人 氏

受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。
・訴状や答弁書の作成を弁護士に任せきりにするのではなく、自分でも作成に取り組んでいきます。
・今まで何となく見ていた書面をもっとポイントよく見れるようになったと思います。
・実務の中では今まで気付けていなかった、顧問弁護士の訴訟進行上の思惑やテクニックを読み取っていけるようになりたいと思います。
・訴状及び答弁書の作成について、詳細な記載事項及び方法を演習を通じて理解することができました。

 今回の研修には、全国から32名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。

 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。