ごあいさつ

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学長 藤原 通孝

全国市町村国際文化研修所(JIAM)は、近年では毎年6千名を超える全国の市町村長、議員、職員の方々など、我が国の地方自治を支える皆様方のご参加をいただいており、昨年8月には平成5年4月の開講以来の受講者数の累計が10万人を突破いたしました。これもひとえにこれまでご支援、ご協力をいただきました全国の市町村をはじめとする関係の皆様方のご支援、ご協力の賜であり、ここに深く感謝申し上げる次第です。

さて、昨今は社会・経済の国際化が益々進展し、インバウンドや多文化共生など、地方自治体を取り巻く国際的な変化に柔軟かつ迅速に対応していくことが求められる時代となりました。グローバルな情報を収集・分析し、対処していくためには、地方自治体職員の国際理解と国際感覚が益々重要になってまいります。

また、我が国全体では人口減少と高齢化が急速に進行する中、地方自治体においては、地域社会と経済を維持・発展させるための取組に一層の創意工夫が求められています。

JIAMでは、このような地方自治体を取り巻く様々な環境の変化に柔軟に対応し、企画力・課題解決力の高い人材育成を図っていくため、幅広い課題をテーマとした研修を企画・実施しています。

本年度は、①地方創生の実現に向けた課題解決力を養う研修の充実、②災害などに対する危機管理能力を強化する研修の充実、③グローバルな知識と視野を身につける研修の充実等を重点事項とし、また、市町村行政の現場におけるニーズを十分に踏まえ、新たな研修テーマを設定するとともに、制度改正や社会情勢の変化に弾力的に対応するための研修も随時開催します。

さらに、宿泊を伴う集合研修のメリットを活かし、共通の問題意識を持ち全国から集った受講者同士が知り合い、気軽に情報交換をしていただけるような全国的な人的ネットワークを築いていただく機会の提供にも努めています。

これからも、JIAMは、全市町村共同の全国的な研修機関としての役割を十分果たせるよう、市町村が直面する課題に対応した多様な研修プログラムを企画・実施し、人材育成に取り組んでまいります。

JIAMは皆様のご参加を、職員一同心よりお待ちしております。是非お気軽に、JIAMの門を叩いてください。

令和2年4月