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「多文化共生の新時代」著者紹介 (土井 佳彦 氏)
略歴
広島県広島市生まれ。2002年より大学や民間の教育機関等で日本語教育に従事。同時期にはじめた地域の日本語ボランティア活動を通じて、ことばの壁を越えた相互理解の必要性を感じ始める。
2008年、多文化共生分野の中間支援組織「多文化共生リソースセンター東海」の設立に参画し、翌年、NPO法人化と同時に代表理事に就任。東海地域を中心に、全国各地で自治体や国際交流協会、NPO/NGOと協働で多文化共生のまちづくりをすすめている。
東日本大震災の発生直後に設置された「東北地方太平洋沖地震多言語支援センター」ではセンター長として約2か月にわたり、各種情報の収集・提供等の陣頭指揮を執った。
現在の主な役職
(特)多文化共生リソースセンター東海 代表理事
(特)多文化共生マネージャー全国協議会 理事
(特)日本ボリビア人協会 理事
(特)起業支援ネット 理事
静岡文化芸術大学・日本福祉大学・名古屋外国語大学大学院 非常勤講師
JIAMにおける研修実績(主なもの)
- 多文化共生地域会議
- 多文化共生の地域づくりコース
- 災害時における外国人への支援セミナー
- 多文化共生マネージャー養成コース
- 多文化共生の地域づくりコース
- 消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~
主要研究業績
【論文】
- 南山大学大学院人間文化研究科(2011)「地域日本語教育におけるコーディネーター養成プログラムの開発-『とよた日本語学習支援システム』における試み-」【修士論文】
- 異文化間教育学会(2011)「NPOにおける外国人スタッフの雇用と研修-外国人住民のキャリア意識の変容-」『異文化間教育』第35号,pp.80-92
【書籍】
- 「多言語支援センターによる災害時外国人支援~情報提供と相談対応を中心に~」移民・ディアスポラ研究会(2011)『移民ディアスポラ研究2』第8章
- 米勢治子・土井佳彦・山口博史「多文化共生にかかわる市民活動-日系ブラジル人支援活動に注目して」丹辺宣彦・山口博史・岡村徹也編著(2014)『豊田とトヨタ-産業グローバル化先進地域の現在』東信堂,pp.284-316
【雑誌】
- (財)自治体国際化協会(2011)「多文化共生マネージャー奮闘記~東北地方太平洋沖地震多言語支援センターの活動を通じて~」『自治体国際化フォーラム』8月号,pp.19-20
- (財)国際文化研修所(2013)「これからの多文化共生施策の立案に向けて」『国際文化研修』vol.79 2013春,pp.48-51
- (財)自治体国際化協会(2013)「クレア活用のススメ:災害時広域連携~人と人が織り成す不燃布~」『自治体国際化フォーラム』2014.1月号,pp.28-29
- (財)トヨタ財団(2013)「第1回アジア多文化会議に参加して」『JOINT』No.13, p.28
【報告書】
- (財)笹川平和財団(2008)『外国人労働者問題をめぐる資料集Ⅰ』
- (財)笹川平和財団(2009)『外国人労働者問題をめぐる資料集Ⅱ』
- (財)笹川平和財団(2010)『外国人労働者問題をめぐる資料集Ⅲ』
【その他】
- 「国籍や文化に関係なく、みんなが安心して楽しく暮らせる社会にしたい」JICA(2010)「『人』明日へのストーリー」
- 「災害時外国人支援-すべてが試された瞬間」(財)自治体国際化協会(2013)多文化共生ポータルサイト「コラム」
- 「欧州評議会会議報告(下) ―ストラスブール:新しいまちづくりに向けた本気のチャレンジ」国際交流基金(2014)『をちこち Wochi Kochi Magazine』