実施報告

資金調達・運用・財政分析の集中講座
【期間】令和7年7月23日-令和7年7月25日

令和7年度「資金調達・運用・財政分析の集中講座」を7月23日(水)から7月25日(金)までの3日間で実施いたしました。
本研修では、資金調達と運用の担当者が自治体における資金の調達と運用のあり方について、講義、演習や討議を交え、また事例紹介を通じて学びました。なお、この研修は地方公共団体金融機構との共催で実施し、同機構の自治体ファイナンス・アドバイザーが講師を務めました。

研修の様子

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(上段左から順に)
・地方公共団体金融機構 下境 浩 氏
・地方公共団体金融機構 水上 拓也 氏
・地方公共団体金融機構 木場 康彰 氏
講義中の演習の様子

(下段左から順に)
・地方公共団体金融機構 河本 理志 氏
・グループ別討議後の発表の様子
・事例紹介後の質疑応答の様子
 左:兵庫県川西市 副市長 松木 茂弘 氏
 右:長野県塩尻市会計課 課長補佐兼出納係長 竹内 恵里子 氏
・研修振り返りの様子

受講者の感想 
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

地方債の金利の仕組みなど基礎的な知識から、自治体の実務の目線に沿った金利の考え方や銀行との交渉方法など、様々な図解やグラフを元に説明いただき、とてもわかりやすかった。
金融機関の立場からの本音や考え方に触れ、大事な視点を得ることができました。
資金運用のリスクについて、どのような要因があるのかと言った基礎の部分から、ペイオフ制度など、運用の際の考え方のポイントを学ぶことができた。
他の市町村の実例が聞けて大変有意義な研修になりました。自分の自治体との比較が出来ました。研修を通じて意見交換が出来たのは大変有意義でした。
グループ内で意見交換することにより学びが深まった。また、サポートの講師が受講生の話題に対して深掘りしての解説もありとても満足度の高い時間になった。

今回の研修には、全国から60名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。