実施報告
- 第1回多文化共生の地域づくりコース
- 【期間】令和7年8月25日-令和7年8月29日
令和7年度「第1回多文化共生の地域づくりコース」を8月25日(月)から8月29日(金)までの5日間で実施いたしました。
本研修では、多文化共生に関する基礎知識を習得するとともに、地域における多文化共生の課題を分野別に学び、自治体やその関係団体が施策を展開する際に、多文化共生に配慮できるよう理解を深めました。
研修の様子
写真(上段左から順に):
・総務省自治行政局国際室 室長 黒田 夏子 氏
・(一財)ダイバーシティ研究所 代表理事 田村 太郎 氏
・文部科学省日本語教育課 日本語教育調査官 増田 麻美子 氏
・京都教育大学 教授 浜田 麻里 氏
写真(下段左から順に):
・愛知県犬山市市民部多様性社会推進課 多文化共生推進員 大島 ヴィルジニア・ユミ 氏
・NPO法人エルファ 事務局長 南 珣賢 氏
・聖路加国際大学 大学院看護学研究科 ウィメンズヘルス・助産学 教授 五十嵐 ゆかり 氏
・(公財)箕面市国際交流協会 事務局次長 兼 総務課長 岩城 あすか 氏の指導を受ける様子
上記のほか、以下の方々にご講義いただきました。
・静岡県磐田市自治デザイン課ダイバーシティ推進室 主事 市川 翔 氏
・公益財団法人西宮市国際交流協会 企画調整チーム長 下村 成子 氏
受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
・研修で得た刺激は、単なる知識以上のものでした。最新の情報、歴史的な背景、講師の先生方が命懸けで活動された経験を再度聴き、自分の町でも進めていくべき事業だ、と背中を力強く押されたような感覚でした。
・地域ごとの事情を知り情報収集でき、また自身の自治体で実践したいと思う事業にたくさん出会え多くの発見がありました。
・多文化共生に関する地域づくりにおける重要な点について、総体的に学ぶことができました。これまで疑問に感じていたことや課題についても、確認したり解決のヒントを得られる機会となりました。
今回の研修には、全国から29名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。