実施報告

管理職のためのクライシス・コミュニケーション~危機に直面したときの適切な情報発信~
【期間】令和5年8月7日(月)-令和5年8月9日(水)

令和5年度「管理職のためのクライシス・コミュニケーション~危機に直面したときの適切な情報発信~」を8月7日(月)から8月9日(水)までの3日間で実施いたしました。

本研修では、危機管理における管理職の役割、日頃からの行政と住民等とのリスクコミュニケーションのあり方、説明のポイントやICTの活用法などについて理解を深め、管理職に求められる実践的な危機管理能力の向上を目指すことをねらいとしています。

研修の様子 写真(左から順に):

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<上段>
日本大学危機管理学部 学部長・教授 福田 充 氏 講義の様子
常磐大学総合政策学部総合政策学科 准教授 佐々木 一如 氏 講義の様子
関西大学社会安全学部 社会安全研究科 教授 近藤 誠司 氏 講義の様子
慶應義塾大学大学院政策 メディア研究科 特任教授 佐久間 信哉 氏 講義の様子

<下段>
有限会社エンカツ社代表取締役社長・横浜国立大学非常勤講師・失敗学会理事 宇於崎 裕美 氏 講義の様子
翌日の模擬記者会見に向けたグループ討議の様子
模擬記者会見 発表の様子
宇於崎氏による発表後のふりかえりとまとめ 質疑応答の様子

受講者の感想

受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

「危機管理は、オールハザード・アプローチが必要であるとの知見を得ることができた。その前段階である平時のリスクコミュニケーションの重要性を学ぶことができた。」
「情報発信の際は、メディアも市民も仲間に引き込む工夫が必要だと学んだ。」
「近年の報道とSNSの情報発信、良くも悪くもニュースにとりあげられる事案について考え方を学べました。各事案の事例を通してあるべき姿勢について基準を学べました。」
「プレスリリースにおける、注意点など他の事例などを踏まえ参考となった。自ら構成する研修スタイルで理解・習得しやすいものであった。」
「会見時の注意点等、学びたかった内容であった。ポジションペーパーの作成要領や発表するタイミングについても理解できた。要望していたNGワード等、すべて学ぶことが出来た。」

今回の研修には、全国から23名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。