実施報告

市町村税徴収事務
【期間】令和5年6月13日(火)-令和5年6月23日(金)

令和5年度「市町村税常習事務」を6月13日(火)から6月23日(金)までの11日間で実施いたしました。

本研修では、市町村税の徴収担当職員を対象に関連法規や財産調査・差し押さえ等の実務の勘所を学び、具体的な困難事例の検討や納税者折衝のロールプレイを通して、実務遂行能力の向上を図ることを目的に実施しました。

研修の様子 写真(左から順に):

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上段
税理士・川崎市財政局収納対策部収納対策課 滞納整理指導嘱託員 中山 裕嗣 氏
公益財団法人東京税務協会 専門講師 斎藤 博史 氏

神戸市行財政局税務部収税課 課長 山口 範洋 氏
神戸市行財政局税務部収税課 整理支援担当係長 平泉 武 氏

下段
弁護士法人公園通法律事務所 弁護士 瀧 康暢 氏
兵庫県伊丹市役所財政基盤部税務室徴収課 主査 柄本 拓海 氏
元愛媛地方税滞納整理機構 事務局長/愛媛県中予地方局税務管理課納税室 担当係長 神原 康隆 氏
大阪市財政局税務部収税課収納対策特別チーム 担当係長 前川 洋一 氏

上記のほか、次の方にご指導いただきました。
滋賀県警察本部刑事部組織犯罪対策課

受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

「滞納整理をするための心構えがすごく大事だと学んだ。団体により考え方は異なるが、芯の部分は一緒だと思う、今回お話を聞けて良かった。」
「当たり前に業務にも法律の根拠があることを再度学べた。実際に適用された過去がないような背景を知ることで折衝の際の話し方が変わることも実感した。」
「実際に行った処分についての講義だったので流れがわかりやすかった。」
「各班の発表の中で自分が想定していない解決策があったので、勉強になった。」
「差押だけではなく、滞納処分猶予や停止を検討するなど、見極める力をつけることの大切さを改めて実感できた。」
「事前準備をしっかり行うことができ、円滑に発表をすることができた。また、他班の発表を聞くことで、今後の滞納整理の参考になると研修内容だった。」

今回の研修には、全国から45名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。