実施報告

次世代を担う若手職員育成研修(インターバル研修)
【期間】令和4年7月4日(月)-令和4年9月20日(火)

令和4年度「次世代を担う若手職員育成研修」を、前期7月4日(月)から7月6日(水)まで、後期9月20日(火)の計4日間で実施いたしました。(前期:集合研修 後期:オンライン研修)

本研修は、高齢者人口がピークを迎える2040年頃、自治体の様々な分野でリーダーとして活躍することが期待される若手職員を対象として、これまでの地方分権改革の流れを踏まえ、少子・高齢化に伴い今後顕在化する自治体の諸課題について幅広い視点から学ぶとともに、未来のリーダーに必要なマネジメント等に関する基礎的な能力の向上を図ることをねらいとして実施いたしました。演習では、地域のありたい姿を実現するための方策等について考えました。インターバル期間中も、ともに成長できる同世代の地方公務員とともに演習を続け、モデル市の課題解決のための政策立案を行い、後期研修において政策提言として発表していただきました。

研修の様子
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写真(上段左から順に):
・武庫川女子大学経営学部 教授 金﨑 健太郎氏 講義風景
・山形市教育委員会社会教育青少年課 課長 後藤 好邦氏 講義風景
・三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 主席研究員 政策研究事業本部東京本部副本部長 矢島 洋子氏 
 講義風景
(下段左から順に):
・明治大学経営学部公共経営学科 教授 菊地 端夫氏 演習風景
・演習の様子(矢島 洋子氏)
・演習の様子(菊地 端夫氏)

受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
・自治体全体、そして本市のことを考える中で、2040年を見据えた市全体の方向性が見えた。
・2040年という未来に向けて、ワーストシナリオと理想からギャップを埋める政策提言を考えるビジョンを養えた。
・グループワークと個人ワークを並行して進めることは、かなり大変だったと感じる一方、自分なりにやりきれたことは今後の
 自信になるとともに、他自治体職員との強いネットワーク形成を持つことが出来た。
・発表のために仲間たちと準備してきた時間がとても学びが多く、いい経験になった。
・グループで政策提言の準備を進める過程で、政策提言のプロセスや考え方、さらにリモート会議のファシリテーションの仕方
 など、たくさんのことを学ぶことができた。

今回の研修には、全国から28名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。