実施報告

持続可能なまちづくり(国内+海外)
【期間】令和4年9月3日(土)-令和4年9月16日(金)

令和4年度「持続可能なまちづくり(国内+海外)」を9月3日(土)から9月16日(金)までの14日間で実施いたしました。
4日間の国内研修において事前学習を行った後、ドイツ及びデンマークに赴き、実地研修や意見交換等を行いました。
本研修は全日程を龍谷大学政策学部政策学科 教授 服部 圭郎 氏にご指導いただきました。、

研修の様子

img22102_01.JPG img22102_02.JPG img22102_03.JPG

img22102_04.JPG img22102_05.JPG img22102_06.JPG img22102_07.JPG

写真(上段左から順に)
・龍谷大学政策学部政策学科 教授 服部 圭郎 氏の講義風景(国内研修)
・(株)ヒンメル・コンサルティング  顧問 斉田 英子 氏の講義風景(国内研修)
・流通経済大学 経済学部 教授 板谷 和也 氏の講義風景(国内研修)

(下段左から順に)海外研修 訪問先での調査風景
■ドイツ
・IBA再開発~旧貧困エリアの再開発による高級化~(ハンブルク)
・港湾地域の再開発 持続可能な都市開発コンセプトの実践と軌道修正プロセス(ハンブルク)
■デンマーク
・シアターホイスコーレ・ロドキレ デンマーク流民主主義の基盤を作る寄宿制の国民学校(ロラン)
・ビジュアル気候センター 気候変動対応政策について(ロラン)

上記のほか、国内研修及び海外現地コーディネーターとして以下の方にご指導いただきました。
・ene techs フリーランス ジャーナリスト 永井 宏治 氏(ドイツ)
・aTree 代表 デンマーク在住ジャーナリスト ニールセン 北村 朋子 氏(デンマーク)

また、海外研修では上記のほか以下の団体等に訪問、交流させていただきました。(訪問順)
■ドイツ
・気候変動に対応した住宅地の調査(ハンブルク)
・リューネブルク市建設都市計画局 連邦指定SDGs実験都市(リューネブルク)
・グリーンシティ化へのマスタープランとミクスドユース(ブレーメン)
・ブレーメン市のまちづくり(ブレーメン)
■デンマーク
・スーパーキーレン公園 パブリックスペースについて(コペンハーゲン)
・デンマークの自転車政策について(コペンハーゲン)
・ニューハウン地域の課題とパブリックスペースについて(コペンハーゲン)
・アブサロン~新しい集会場的機能について~(コペンハーゲン)
・Saften クリーンエネルギー政策について(ロラン)
・ロラン市リサイクルセンター リサイクル政策について(ロラン)
・風力発電について(ロラン)

受講者からの感想
受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「豪雨対策として、雨水を浸透させるよう設計された住宅地を実際に見ることができた点がよかった。」
「日本の再開発と比べ当局の関与度合いが高く、長期的なビジョンをもって進められていると感じた。」
「クリーンエネルギー政策について子供にも理解できるよう工夫して展示されており、わかりやすかった。」


今回の研修には、全国から3名の方にご参加いただきました。
今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。