実施報告

避難行動要支援者対策~災害弱者をつくらない~
【期間】令和2年11月9日(月)-令和2年11月11日(水)

令和2年度「避難行動要支援者対策~災害弱者をつくらない~研修」を11月9日(月)から11月11日(水)までの3日間で実施いたしました。

本研修では、避難行動要支援者に対して、平時からどのように取組を進め、災害発生時にはいかにして円滑に避難できるようにするのか、また、避難した後の生活において、それぞれのニーズに応じた生活が送れるよう、市町村等がどのような対策を行っていくべきかを学んでいただきました。

研修の様子
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写真(左から順に):
・新潟大学危機管理本部危機管理室 教授 田村 圭子氏の講義
・大分県別府市共創戦略室防災危機管理課 防災推進専門員 村野 淳子氏の事例紹介
・石川県輪島市 市立輪島病院 事務長 河﨑 国幸氏の事例紹介
・一般社団法人防災教育普及協会 教育事業部長・社会福祉士 宮﨑 賢哉氏の講義・演習

受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

・研修を通して、避難行動要支援者対策に係る背景や対策、他市の事例等を学ぶことができ、大変勉強になりました。
・制度について詳細に学ぶことができて大変参考になりました。個別計画について進められるよう検討したいです。
・順序立てた具体的な取組について学べたこと、課題の再発見ができたことが良かったです。地域を巻き込んだ支援は、自分の自治体で実施したいと思いました。
・福祉避難所の対象者や設置に向けての取組方法がよく分かりました。避難所と協議をし、マニュアル作成や避難訓練に取り組んでいきたいです。

今回の研修には、全国から29名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。