実施報告

災害時における外国人への支援セミナー
【期間】令和元年10月23日(水)-令和元年10月25日(金)

令和元年度「災害時における外国人への支援セミナー」を 10月 23日(水)から 10月 25日(金)までの3日間で実施いたしました。

地震や台風などの災害により、日本人だけではなく外国人住民や訪日観光客も被災者となる場面が増えています。そこでこの研修
では、外国人住民を取り巻く状況を踏まえた、災害時の支援のための仕組みづくりについて理解を深めます。
また、外国人住民を含めた多様な主体との連携による地域防災のあり方についても考えます。

研修の様子

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写真(左上から順に):

【講義】これからの外国人住民との協働による地域防災を考える

 (特活)多文化共生マネージャー全国協議会副代表理事 田村 太郎氏

【事例紹介】災害時多言語サポーター養成事業について

(公財)三重県国際交流財団 専門員 上原 ジャンカルロ氏

【事例紹介】大阪北部地震での外国人避難者の事例について 

箕面市多文化交流センター 館長 岩城 あすか氏

【事例紹介】西尾市役所等との協働での地域での取り組みについて 

多文化共生サポートAdagio 代表 髙木 祐子氏

受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

・とても充実した内容の濃い研修でした。

・来月、自治会が初めての試みとして地域に住む外国人向けの防災講座を開こうとしているところです。今回の報告会や事例発表
を参考に、より継続的、波及的なイベントになるようにお手伝いできたらいいなと思います。

・講師による事例紹介、各都市の取り組み、演習の中での話し合いで、当市の施策を考えるヒントを与えてもらった。

今回の研修には、全国から48名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご
活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助とし
ていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。