実施報告

外国につながりを持つ子どもたちへの学習支援
【期間】令和元年8月19日(月)-令和元年8月23日(金)

令和元年度「外国につながりを持つ子どもたちへの学習支援~多様性社会を生きる「次世代」の育成~」を8月19日(月)から8月23日(金)までの5日間で、一般財団法人自治体国際化協会との共催により実施いたしました。

本研修では、外国につながりを持つ子どもたちへの学習支援や保護者等への支援のあり方について、現場における課題を共有し、問題解決につながる実践的な支援の方法を考えていただきました。

研修の様子
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写真(左から順に):
1.【講義】外国につながりをもつ子どもたちへの学習支援~現状と課題~ 
  群馬大学大学教育・学生支援機構大学教育センター 教授 結城 恵 氏
2.【実地研修・講義】日本語教室の取組等 八幡市立八幡小学校 教諭 山内 英男 氏
3.【事例研究】障がいを超えて・文化を超えて~ろうを生き・支援をするということ~ 
  認定NPO法人 名古屋ろう国際センター理事長 金 南玧 氏

上記のほか、次の方にご指導いただきました。(講義順)
・八幡市教育委員会 教育部次長 川中 尚 氏
・公益財団法人 京都府国際センター 事業課長代理 堀江 亜希子 氏
・ひまわり教室 代表 兒嶋 きよみ 氏
・城陽市国際交流協会事務局長 大久保 雅由 氏
・南佳屋野児童館 館長 梅原 麗子 氏

受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。

「さまざまな立場の方々のサポートは違っていても、ベースとなる心には共通点があると感じました。」
「的確でバランスのとれた実践が見学でき、学べる内容で素晴らしかったです。」
「同じように児童支援をしている方達の多くの事例が聞けてよかったです。」
「課題をしっかり考えながら解決に向けて実行していて元気が出ました。」
「外国のろう児が生きていく困難さが心に刺さりました。」

今回の研修には、全国から19名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。