実施報告

社会的孤立の増加への対応
【期間】30年10月31日(水)-11月2日(金)

平成30年度「社会的孤立の増加への対応」を10月31日(水)から11月2日(金)の3日間で実施いたしました。

孤独死を身近な問題と感じる人の割合は、60歳以上の一人暮らしでは4割を越えると報告されるなど、
住民の福祉の向上を目指す市町村にとって、孤立死(孤独死)の予防は喫緊の課題です。
この研修では、孤立死(孤独死)を予防するためにも、社会的に孤立しない地域づくり、
仕組みづくりをどう進めていくか考えました。

<研修のポイント>
1. 孤立死(孤独死)をめぐる行政の役割や法的枠組みを知る
2. 社会的孤立が起こりにくい地域、仕組みを考える
3. 孤立死(孤独死)が起こった場合の早期発見、対応の仕組みを考える

研修の様子を写真にて紹介します。
研修の様子
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写真(左から順に)
・明治学院大学学長特別補佐・名誉教授 河合 克義氏 講義風景
・情報交換会風景
・神奈川県横浜市旭区高齢・障害支援課高齢者支援担当係長 髙野 利恵氏 事例紹介風景
・神奈川県横須賀市福祉部次長 北見 万幸氏 事例紹介風景

他にも、東京都北区高齢福祉課長 岩田 直子氏、あかり法律事務所弁護士 小山 操子氏に
お話しいただき、早稲田大学文学学術院教授 石田 光規氏に全体をコーディネートしていただき
ました。

受講者の皆様からは、下記のようなコメントをいただきました。
・社会的孤立の実態、今後、社会的、経済的に及ぼす影響の大きさについて多くの学びを得ることが
 できました。
・あっという間の3日間でした。他県の自治体の人たちと交流できたのが何より楽しかったです。
・いろいろな職種の方々と意見交換ができてよかったです。がんばります!
・全国各地から様々な業務の方が頑張っておられる状況を知り、元気になった。
・素晴らしい環境で快適に学ぶことができました。

今回の研修には、全国から38名の方にご参加いただきました。
今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に
生かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施
してまいります。どうぞご活用ください。