実施報告

交通不便地域の住民サービスを考える
【期間】31年2月4日(月)-2月6日(水)

平成30年度「交通不便地域の住民サービスを考える」を2月4日(月)から2月6日(水)の3日間で実施いたしました。

 この研修は、少子高齢化や若者の流出等により、通学・通院・買い物等、日々の生活に支障を来す住民が多く、公共交通等による住民の足の確保や、住民サービスをどのように提供していくかが喫緊の課題となっている交通不便地域において、住民の命と暮らしを守るためにどのような取組を進めていくべきかを考えることを目的に開催しました。

研修の様子

加藤先生.png 富樫先生.png 安達先生.png

岡田先生.png 福本先生.png 演習.png

写真:
(上段左から順に)
・名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和 氏
・特定非営利活動法人SCOP 主任研究員 富樫 慎 氏
・有限会社安達商事 代表取締役 安達 享司 氏
(下段左から順に)
・愛知県 瀬戸市 都市整備部 都市計画課 計画係長 岡田 克也 氏
・公益社団法人豊田都市交通研究所 主席研究員 福本 雅之 氏
・演習発表の様子

受講者の感想
 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「講義や事例紹介、またグループ討議を通して全国さまざまな事例を知ることができました。自身の自治体にとっても参考になる事例を多く学ぶことができ、今後の施策に反映させていきたいです。」
「これまで交通不便地域での問題といえば高齢者が対象だとばかり思っていましたが、子どもたちの通学、特に高校生の通学に大きく影響するなど、問題の重要性を幅広く学ぶことができました。」
「グループ討議では班員の話や各班の発表を聞いて、自分では気づかない視点が多く見つかり、様々な見方・切り口を学ぶことができました。」

 今回の研修には、全国から44名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。