実施報告

市町村税徴収事務
【期間】30年6月19日(火)-6月29日(金)

 平成30年度「市町村税徴収事務」を6月19日(火)から6月29日(金)の11日間で実施いたしました。
 本研修は、市町村税の徴収担当職員を対象に関連法規や財産調査・差し押さえ等の実務の勘所を学び、具体的な困難事例の検討や納税者折衝のロールプレイを通して、実務遂行能力の向上を図ることを目的に実施しました。

研修の様子
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写真(左から順に)
上段
「徴収事務のマネジメント」元横浜市債権回収担当部長 鷲巣 研二 氏
「国税徴収法の実務」税理士・川崎市財政局収納対策部収納対策課 滞納整理指導嘱託員 中山 裕嗣 氏
「滞納整理の勘所~法人事案を中心に~」神戸市行財政局主税部収税課 法人滞納整理担当係長 山口 範洋 氏
下段
「納税の緩和制度、延滞金」大阪市なんば市税事務所 収納対策担当課長代理 前川 洋一 氏
「徴収困難事例における法的対応」弁護士法人公園通法律事務所 弁護士 瀧 康暢 氏
「納税者折衝のポイント」演習風景

受講者の感想
 受講者の皆様からは、次のような感想をいただきました。
「交渉から強制処分まで網羅的に学ぶ事ができました。また他の受講者から聞いたことで実施していないことは取り入れたいです。」
「滞納整理に係る考え方で抜本的に見直さないといけない点や早期業務改善に取り組むべき点が明確となりました。具体的には課内の運用の取扱いの追加や、変更から着手したいと思います。」
「今までしたことがない調査や差押を学べたこともあり充実した研修でした。猶予関係や相続財産法人への接触などを進めたいです。」

 今回の研修には、全国から59名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。