実施報告

災害発生時のマネジメント~対策本部の運営~
【期間】31年3月4日(月)-3月6日(水)

平成30年度政策・実務研修「災害発生時のマネジメント~対策本部の運営~」を3月4日(月)から6日(水)までの3日間の日程で実施しました。


今回の研修は、災害発生時に対策本部に参集する市町村等職員の皆さまを対象に、災害時の初動対応期においてトップの的確な判断をサポートするため、いかに的確に情報収集をして事態を把握するか学んでいただきました。また、被害を最小限に抑えるための初動期の対策本部における対処方法を学び、災害発生時に最善の対処法を考えることができる職員の能力養成をめざし、研修を実施いたしました。

研修会の様子
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写真(左から順に):
1 総務省消防庁国民保護・防災部防災課災害対策官 外囿 暖 氏
2 一般財団法人消防防災科学センター研究開発部長兼統括研究員 黒田 洋司 氏
3 図上シミュレーション訓練の様子

他にも次の講師の方々にご指導いただきました。(ご講義順)

気象庁予報部予報課気象防災推進室防災気象官 髙橋 賢一 氏
新潟県三条市総務部行政課防災対策室 主任 谷間 陵雲 氏
三重県紀宝町特別参与・危機管理監 新元 明生 氏
NPO法人防災サポートおぢや理事長/元小千谷市助役 佐藤 知巳 氏

受講者の感想

受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。


「今後、防災行政において示される施策を聞くことができ、非常に有意義だった。」
「気象情報のツールとしての使い方がよく理解できた。」
「実際の経験に基づいた体験談、やるべきことが非常に参考になった。」
「タイムラインの作成の必要性とその効果について、とても参考になった。」
「災害対策本部において求められる対応や準備、訓練について理解を深めることができた。」
「図上シミュレーションの必要性や失敗から学ぶことの大事さを再確認できた。」
といった意見をいただきました。

今回の研修には、全国各地から74名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。

JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。