実施報告

消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~
【期間】30年5月16日(水)-6月1日(金)

平成30年度「消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~」を5月16日(水)から6月1日(金)の17日間で実施いたしました。
この研修は、消防職員を対象に、非常時において外国人を救援救助する活動が迅速・的確に行えるよう、語学力やコミュニケーション能力の向上を図るとともに、外国人を取り巻く現状や異文化についての理解を深めることを目的としております。

◎研修の様子を写真にて紹介します。
講義・演習の風景
img18214_01.JPG img18214_02.JPG img18214_03.JPG img18214_04.JPG img18214_05.JPG img18214_06.JPG img18214_07.JPG img18214_08.JPG img18214_09.JPG img18214_10.JPG img18214_11.JPG img18214_12.JPG

写真(上段左から順に):
総務省消防庁長官 稲山博司氏
熊本市国際交流振興事業団事務局長 八木浩光氏
高山市消防本部消防総務課 瀧澤孝行氏
京都外国語大学特別研究員 堀川徹氏

写真(中段左から順に):
神戸海星女子学院大学非常勤講師 和泉有香氏
「救急ボイストラ」の活用を体験している様子(講師:消防研究センター久保田勝明氏、NICT河井恒氏、石井謙介氏)
異文化コミュニケーション・トレーナー 富岡美知子氏の講義風景
一般財団法人NHK放送研修センター日本語センター専門員 加藤昌男氏

写真(下段左から順に):
京都市消防局警防部救急課 光誠一郎氏
弘前大学人文学部教授 佐藤和之氏の講義風景(やさしい日本語の演習)
株式会社JTB総合研究所上席研究理事/観光危機管理研究室長 髙松正人氏の講義風景
明治大学名誉教授 中邨章氏

◎受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。
「授業中や研修所内で多くの外国人とコミュニケーションを図ることができ、英語の重要性を感じることができました。今後も自主学習を続けたいです」
「今回学んだことを生かして各種の訓練計画を立案し、2020年までに組織力を上げたいと思います」
「外国語に対する苦手意識があったが、語学に興味を持つことができました」
「業務における外国人対応にあたって、すぐに現場に活用できるカリキュラムで自信がつきました」

今回の研修には、全国から28名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。