実施報告

児童虐待への対応
【期間】30年1月29日(月)-2月2日(金)

平成30年1月29日(月)~2月2日(金)の日程で、平成29年度「児童虐待への対応」研修を実施しました。
この研修は、児童虐待の発生予防・早期発見のための施策や、また、ハイリスク家庭への適切なアプローチ法、関係機関との連携等について学び、児童虐待を重篤化させないための対応策を立案・実行できる能力の養成を図ることを目的に例年開催しています。

時間割:https://www.jiam.jp/workshop/sc17457.pdf


◎研修の様子を写真にて紹介します。
講義・演習の風景
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写真上段左から
流通科学大学人間社会学部 教授 加藤 曜子 氏
枚方市子ども総合相談センター 所長 八木 安理子 氏
長野総合法律事務所 弁護士 峯本 耕治 氏
豊橋市こども未来部こども若者総合相談支援センター 主査 北村 充 氏

写真下段左から
そだちと臨床研究会 代表(臨床心理士) 菅野 道英 氏
菅野氏の講義・演習の様子(グループに分かれ、模擬ケースのアセスメント方法について考えています)
西南学院大学人間科学部 教授 安部 計彦 氏
課題演習の発表の様子(グループごとに5日間討議した結果について全員の前で発表しています)

◎受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。
「重篤事例を知ることで、すべてのケースが死亡事例になりうるという意識が持て、危機感を再確認できた」
「アセスメントの具体的な指標を示していただきながら意見交換できたことがよかった」
「他自治体の方と話を深めることにより、自分自身を振り返ることにつながりました」
「グループ討議では、メンバーと共働して1つの方向性を決めていくことができ、普段の業務(他機関連携等)にも応用できる良い学びとなった」

今回の研修には、全国から60名の児童虐待対応に携わる職員の皆様にご参加いただきました。
今回の研修で学んだことや、研修を通じて築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の活動に生かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。