実施報告

これからの地方公営企業経営戦略
【期間】29年8月30日(水)-9月1日(金)

平成29年度政策・実務研修「これからの地方公営企業経営戦略」を8月30日(水)~9月1日(金)の3日間で、総務省自治財政局公営企業課との共催により実施いたしました。

本研修は、人口減少等に伴う料金収入の減少や施設の老朽化に伴う更新需要の増大など、公営企業を取り巻く経営環境が厳しさを増しつつある中、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上を図るため、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」の策定方法について、講義や演習を通して学ぶことを目的として実施いたしました。

研修の様子
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写真(左から順に):

1.総務省自治財政局公営企業課 課長 藤井 雅文氏の講義風景
2.北海道大学大学院公共政策学研究センター 研究員 遠藤 誠作氏の講義風景
3.有限責任監査法人トーマツ大阪事務所パブリックセクター 公認会計士 井谷 裕介氏の演習風景
4.岩手県矢巾町企画財政課 課長補佐兼政策推進室長補佐 吉岡 律司氏の講義風景

受講者の感想

受講者の皆さまからは次のような感想をいただきました。

「公営企業の課題を総務省がどう見ているのか要点がわかり、説明もわかりやすかった。」
「国に言われて策定するのではなく、自分たちのために策定するということ、また策定にあたってのポイントがわかりやすく参考になった。」
「経営戦略をつくるうえで必要な経営分析の方法やデータから見る改善策など、グループで議論し多くを学ぶことができた。」

今回の研修には、全国から125名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。