実施報告

災害発生後の市町村の役割~復旧から復興へ~
【期間】29年11月6日(月)-11月8日(水)

平成29年度「災害発生後の市町村の役割~復旧から復興へ~」研修を、11月6日(月)~11月8日(水)の3日間で実施しました。
今回の研修のポイントは次のとおりです。
・ 復旧~復興にかかる法的枠組み、制度を理解する。
・ 被災自治体特有の事務を円滑に進めることを可能にする。
・ 被災者の生活再建支援について実例から学ぶ。

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1 神戸防災技術者の会 片瀬 範雄 氏『被災後の住民との関わり~発生直後から避難所、仮設住宅そして恒久住宅へ~』

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2 常葉大学大学院環境防災研究科教授 重川 希志依 氏『災害発生後の市町村の役割~復旧から復興にかけて~』

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3 宇城市教育委員会教育部教育総務課長 蔵原 正敏 氏『熊本地震について』

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4 同志社大学社会学部社会学科教授 立木 茂雄 氏『生活再建に必要なこと』

※上記の他に、内閣府政策統括官(防災担当)付 参事官(事業推進担当)付 参事官補佐(復旧・復興担当) 武藤 亨次 氏『復旧・復興にかかる法的・制度的枠組み~被災地支援の枠組み~』、神戸市住宅都市局建築技術部長 井垣 昭人 氏『被災後の住民との関わり~発生直後から避難所、仮設住宅そして恒久住宅へ~』、公益社団法人中越防災安全推進機構業務執行理事 稲垣 文彦 氏『被災後の住民との関わり~コミュニティ再生におけるボランティア、復興支援員等の役割~』をご講義いただきました。

 受講された皆さまからは次のようなコメントをいただきました。
「実体験から説明していただき震災直後~復旧~復興までがいかに大変なのか理解できた。また、地域コミュニティが災害時にいかに役立つか理解できた。」

「被災者の気持ちの変化など、今まで学んだことのない内容で実際こういうふうに対応、配慮するべきというのがわかりやすく良かった。」

「昨年起きた熊本地震をタイムスケジュール付きで失敗談も交えて真実を教えて下さり、とてもためになった。」

 研修には、全国から38名の方々に参加いただきました。今回の3日間の研修で学んだことに加え、JIAMで築いたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施して参ります。是非ご活用ください。