実施報告

地域住民の防災力向上~平時からの取り組み~
【期間】29年5月24日(水)-5月26日(金)

平成29年度政策・実務研修「地域住民の防災力向上~平時からの取り組み~」を5月24日(水)から5月26日(金)までの3日間の日程で実施いたしました。
本研修では、地域住民の防災力向上のために、平時から行政がどのような取り組みを進めていくか、防災教育も含めつつ、講義や事例紹介、演習を通して学んでいただきました。

研修の様子

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写真(左から順に):
1.京都大学防災研究所 巨大災害研究センター教授 矢守 克也 氏の講義風景
2.クロスロード演習風景(指導:神戸市行財政局職員研修所副所長 神戸クロスロード研究会 柿本 雅通 氏)
3.ワールドカフェ演習風景(指導:跡見学園女子大学観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科 教授 鍵屋 一 氏)

他にも次の講師の方々にご指導いただきました。(ご講義順)
高知県高知市地域防災推進課 地域防災推進担当係長 山中 晶一 氏
神奈川県茅ヶ崎市都市部 都市政策課 課長 関野 達夫 氏

受講後のアンケートでは、
「防災担当職員同士で災害に対する考え方を意見交換し、複眼的な視点を持つことの大切さを学ぶことができました」
「ワークショップにより自分の考え方が変わりました。自治体職員としての使命を改めて確認できました」
「訓練に参加しないのではなく、できない方へのアプローチや、ハザードマップ等の情報の出し方の工夫をすることが必要だと強く感じました」
「事例紹介を参考に、取り組みを職場に持ち帰り実践してみたくなりました」
といった意見をいただきました。

この研修には、全国各地から49名の方にご参加いただきました。今回学んでいただいたことを、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。