実施報告
- 医療通訳の取り組み~外国人が安心して医療を受けられるための環境整備~
- 【期間】30年2月21日(水)-2月22日(木)
平成29年度 国際文化研修「医療通訳の取り組み~外国人が安心して医療を受けられるための環境整備~」を2月21日(水)~22日(木)の2日間で開催いたしました。本研修は、外国人医療を取り巻く諸課題について理解を深め、医療通訳者の育成や派遣体制の構築等、地域の実情に応じた施策の立案能力を身につけることを目的に実施しました。
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写真(上段左から順に):
1.【講義】外国人の医療・保健・福祉について 甲南女子大学看護・リハビリテーション学部 教授 中村 安秀 氏
2.【講義】医療機関で必要とされる多言語対応と医療通訳 聖路加国際病院医事課国際係 原茂 順一 氏
3.【講義】医療通訳者の活動とは 医療通訳研究会(MEDINT)代表 村松 紀子 氏
4.【事例紹介】地域における医療通訳体制の整備について 公益財団法人佐賀県国際交流協会 企画交流課長 矢冨 明徳 氏
5.【事例紹介】群馬県における医療通訳体制整備について 特定非営利活動法人群馬の医療と言語・文化を考える会 代表 山口 和美 氏
6.【事例紹介】電話通訳の導入と活用事例について 株式会社ブリックス 代表取締役 吉川 健一 氏
受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。 「医療通訳をめぐる社会状況が理解できた。」「医療機関の現場でどのようなことが課題になっているのかが理解できた」「電話通訳が有効に活用される実例が勉強になった。」「色々な方々の意見を聞くことができ、大変参考になりました。」
今回の研修には、全国から35名が参加されました。この研修で学んだことを、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。是非ご活用ください。