実施報告

海外事例で学ぶ子育て支援のまちづくり~フィンランドのネウボラ~
【期間】29年11月15日(水)-11月17日(金)

 平成29年度国際文化研修「海外事例で学ぶ子育て支援のまちづくり~フィンランドのネウボラ~」研修を11月15日(水)から11月17日(金)までの3日間で実施いたしました。  
 この研修は、フィンランドのネウボラの制度や取組の内容、これまでの成果、また日本の自治体の事例等について学び、人材育成や体制整備、医療等他分野との連携など、受講者が各自の地域で切れ目のない子育て家族支援を実践していく上での課題と解決策について考えていくことを目的として実施いたしました。

◎3日間の研修の様子をご紹介いたします。


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1.【講義・質疑応答】「国の施策に関する行政説明」  厚生労働省子ども家庭局母子保健課 母子保健指導専門官 中根 恵美子 氏
2.【講義・質疑応答】「フィンランド社会のライフスタイル~家族と子育ての現状~」 フィンランド大使館広報部 プロジェクトコーディネーター 堀内 都喜子 氏
3.【講義・質疑応答】「子育て世代包括支援の理念と課題」 吉備国際大学大学院社会福祉学研究科 教授 髙橋 睦子 氏

 この他にも「津山市子育て世代包括支援センターについて」と題して津山市こども保健部健康増進課 主任保健師 野村 知恵子 氏に、「妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を目指して」と題して浦安市こども部こども課少子化対策室 室長 並木 美砂子 氏、主任主事 山田 明子 氏に事例紹介をしていただきました。 演習では、グループに分かれ、それぞれの課題解決に向け、討議を行いました。最終日には、討議内容をまとめて各班発表を行いました。

◎受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。  
「ネウボラについての基礎知識、そしてエッセンスをお伝えいただき、日本との違いが理解できました。」  
「事例紹介では実践的なお話を聴くことができ、すぐに業務に活かせそうだと感じました。」  
「先生の発言の一言一言が心に響きました。間口は広く、敷居は低く、丁寧に仕事をしていきたいと思います。」
「同じグループの人と思うまま話し合うことができ、とてもよかったです。他市町村の取組を知ることができ、参考になりました。」

 今回の研修には、全国から52名の方にご参加いただきました。
 今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。