実施報告

市町村議会議員研修[2日間コース]:自治体予算を考える
【期間】28年7月21日(木)-7月22日(金)

 平成28年度「市町村議会議員研修[2日間コース]自治体予算を考える」を、7月21日(木 )から7月 22日(金)までの2日間の日程で実施いたしました。
 本研修では、市区町村議会議員の皆さまを対象に、住民の代表として予算を的確に把握し、今後の自治体の財政運営について学ぶことをねらいとし、2日間を通して、関西学院大学教授 吉田 悦教氏にご講義いただきました。

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 【講義風景】
 吉田教授作成のテキストをもとに、研修を実施いたしました。内容は、「自治体予算の原則」、「歳入・歳出のチェックポイントについて」、「財政の現状把握と今後の財政運営方策について」、最後に意見交換会・質疑を交えながら、それぞれご講義いただきました。

【演習風景】
予算に係る6つのテーマに分かれて行い、とても活発な意見交換がされました。
(テーマ)
・予算審議のあり方
・決算審査や事業の評価
・財源確保策
・予算、財政状況に関する住民への情報提供、住民の意見聴取の方法
・公共施設の老朽化対策
・歳出の効率化(アウトソーシング、ICT活用など)

受講者の皆さまからは、次のような感想が寄せられました。
 「予算について基本的なことを説明していただけた。これまでの知識が整理されました。」
 「各班ごとの意見交換会は、他自治体の方から多様な意見を伺えて良かった。」
 「他市町村の現状と自分の市議会との比較ができた。」

 今回の研修には、全国から92名の皆さまが参加されました。今回学んだことを今後の議会活動で活用していただければ幸いです。
 JIAMでは、引き続き、市区町村議会議員の方を対象とした、実務に活用できる研修を実施してまいります。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。