実施報告

超高齢社会に向けた医療と介護の連携の推進
【期間】28年5月25日(水)-5月27日(金)

 平成28年度政策・実務研修「超高齢社会に向けた医療と介護の連携の推進」を5月25日(水)から27日(金)までの3日間で実施いたしました。
 本研修では、地域で在宅医療・介護を一体に提供できる体制を構築するために必要となる医療・介護の関係機関の連携を、市区町村が中心となりどのように進めていけば良いかを考えました。

・研修ちらし http://www.jiam.jp/workshop/doc/2016/16456/tr16456.pdf

◎研修の様子を写真にて紹介します。

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1.(導入講義) 東京大学高齢社会総合研究機構 特任教授 辻 哲夫氏
2.(演 習)   東京大学医学部在宅医療学拠点 特任研究員 松本 佳子氏
3.(事例紹介) 長野県川上村、滋賀県高島市、千葉県柏市
4.(総括・ふりかえり講義) 東京大学医学部在宅医療学拠点 特任研究員 吉江 悟氏

◎受講者の皆さまからの感想を一部ご紹介します。

・在宅医療・介護の推進が必要な理由が理解できた。これからの業務においては、国の指針が示された背景や理由を理解した上で、行政の担うべき役割を考えていきたい。
・限られた地域の人材・資源をどのように活用して行くべきかのヒントを得られた
・事例紹介で学んだ多職種研修を手本に、早速実施したい。
・医療と介護の連携において、協議会やワーキンググループの開催などでの各団体との回数を重ねた調整が大事であることを学んだ
・自身の自治体、自分の考えだけでは限られた意見となるが、他の自治体の状況や、受講者の色々な考えを聞けた事は、貴重な体験であった。

 今回の研修には、全国から42名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。