実施報告

福祉行政のエッセンス
【期間】28年9月5日(月)-9月9日(金)

制度が複雑に絡み合う市町村の福祉行政においては、分野ごとの縦割でなく、各制度を横断的に理解し、きめ細やかな対応や他機関との連携を行うことが求められています。今回の研修は、平成28年9月5日(月)から9月9日(金)までの5日間の日程で実施いたしました。

4日間の研修を通して、中央大学法学部 教授 新田秀樹氏に、社会福祉の基本的な考え方や諸制度について、体系的にご指導をいただきました。

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◆研修の一部を紹介します。
【事例紹介】障害者福祉 
講師:滋賀県彦根市福祉保健部障害者福祉課課長補佐 西倉 邦浩 氏

【事例紹介】生活保護~生活困窮者自立支援法を活用した包括的支援~  
講師:滋賀県野洲市市民生活部生活相談課 課長補佐 生水 裕美 氏

【事例紹介】少子化社会対策と児童福祉~少子化対策に向けた取組~
講師:大阪府茨木市こども育成部子ども政策課 中坂 有希 氏

【事例紹介】介護保険~地域との連携~
講師:奈良県生駒市高齢施策課主幹 地域包括ケアシステム室長 田中 明美 氏

◆講義、演習の風景

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◆受講いただいた皆さんから、次のような感想をいただきました。
「社会全体の概要を学べて良かった。自分の携わっている業務分野と他の分野の関連性や考え方を学べて良かった。」
「他市の事例を聞く機会はあまりないため、貴重な話しを聞けて良かった」
「国の先進的な取り組みを紹介していただき、本当にすごいと思いました。最後に職員同士の繋がりが一番大切との言葉を聞き、
私にできることを帰ったら是非やってみようと思いました。ありがとうございました。」

新田先生の講義に加えて、意見交換やグループワークで得られた情報やネットワークを今後の業務に役立てていただければ幸いです。