実施報告

これからの地方公営企業経営戦略
【期間】28年8月31日(水)-9月2日(金)

平成28年度政策・実務研修「これからの地方公営企業経営戦略」を8月31日(水)から9月2日(金)までの3日間で、総務省自治財政局公営企業課との共催により実施いたしました。
本研修は、平成26年8月29日に公表された「公営企業の経営に当たっての留意事項について」において策定が求められている経営戦略について、ガイドラインの考え方に関する解説を踏まえ、事例等を通してその策定や経営の見直し方法を学び、今後の各団体における持続可能なサービスの提供に資する知識の習得等を目的として実施いたしました。

・研修ちらし http://www.jiam.jp/workshop/doc/2016/16417/tr16417.pdf

◎研修の様子を写真にて紹介します。

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(上段左から)
総務省自治財政局公営企業課 課長 滝川伸輔氏の講義風景
総務省自治財政局公営企業室 課長補佐 木村重成氏の講義風景
総務省自治財政局準公営企業室 課長補佐 渡辺善敬氏の講義風景
矢巾町企画財政課課長補佐兼政策推進室長補佐 吉岡律司氏の事例紹介の風景

(下段左から)
石狩市建設水道部下水道課 課長 清野馨氏の事例紹介の風景
有限責任監査法人トーマツ行政経営推進室 サブリーダー 公認会計士 小室将雄氏の講義風景
有限責任監査法人トーマツの講師陣によるグループ演習の風景
株式会社日本政策投資銀行地域企画部 担当部長 足立慎一郎氏の講義風景

◎受講者の皆様からの感想の一部をご紹介します。

・全体的にとてもためになる講義でした。具体的な手順等ではなく、取り組み方等に重点を置かれている研修と感じました。
 この考え方をうまく上司、同僚に伝えられたらと思います。
・通知やガイドラインにはない、オフレコ的なお話も聞くことができて大変ありがたかった。策定の意義等がより理解できたと思います。
・経営戦略という面だけでなく、これからの企業会計(地方公務員)職員に必要な事例が沢山あり、若手にも聞かせたい。
・先進地の取り組みは熱意にあふれていて、今後の自分の仕事へのモチベーションが上がりました。もっとお話を聞きたかったです。
・経営指標の出し方、見方、課題の分析方法を、わかりやすいメニューで学べてよかった。
・同じ事業や同じくらいの規模の担当者の方と、課外の時間にも意見交換ができました。すばらしい機会、出会いがありました。

今回の研修は、募集人数の50名を大幅に超える125名の方にご参加いただきました。
募集初日から大変多くの申込みをいただき、経営戦略策定に取り組もうとされる皆様の意気込みを感じました。
受講された皆様には、今回学んだことや研修を通じて築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。