実施報告
- 《初級》第1回多文化共生の地域づくりコース【JAMP共同実施】
- 【期間】28年8月29日(月)-9月2日(金)
平成28年度「第1回多文化共生の地域づくりコース」を28年8月29日(月)~9月2日(金)に一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)との共催により実施いたしました。 多文化共生に関する基礎知識を習得するとともに、地域における多文化共生の課題を分野別に学び、自治体やその関係団体が施策を展開する際に、多文化共生に配慮できるよう理解を深めました。
◎5日間研修の様子を写真にて紹介します。
写真(上から順に):
1.【講義】多文化共生施策の現状と課題 (特活)多文化共生マネージャー全国協議会 理事 土井 佳彦氏
2.【事例】災害時対応 (公財)大阪府国際交流財団 主任企画員 吉川 友香氏
3.【講義】日本語教育 岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授 中東 靖恵氏
4.【演習】発表・講評・全体ふりかえり (受講者のグループ発表)
受講者の皆さまからは、「あっという間の5日間でしたが、想像以上に実りあるものとなったように感じています。一つ一つの事例は地域の特色等の問題もあり、必ずしも我が地域にはあてはまりませんが、自分の地域で協会職員として何ができるか、何をすべきかもう少しじっくり考えてみます。」、「このコースの1つ上のタブマネコースをぜひ受講したいと思いました。またすでに地域づくりコースを受講した職員が本市には多くおりますので、タブマネコースを受講できるよう予算段階までにしっかり上を説得しようと思いました。」、「本当に各講師の方の授業内容が充実していて、70分が短いと感じることも多くありました。多様な立場からの講義を聞くことができ、一言で〝多文化共生〟と言っても、切り口によって様々な見方・課題があることがわかりました。同じ分野で外国の方々に向き合っている方たちと出会え、たくさん議論できたことが本当に勉強になりました。ありがとうございました。」といったごコメントを頂戴いたしました。
今回の研修では、全国から27名の方々にご参加いただきました。5日間の研修で学んだことやネットワークを活かし、それぞれの地域でのご活躍を祈念いたします。
JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。