実施報告

《入門》自治体外国人施策の実務~第一線で対応する方のために~
【期間】28年6月15日(水)-6月17日(金)

 平成28年度「自治体外国人施策の実務~第一線で対応する方のために~」を平成28年6月15日(水)~17日(金)の3日間、実施いたしました。
 本研修では、外国人施策や外国人が来訪する窓口業務をはじめて担当する方を対象に、外国人に関する事務を進めるうえで必要な事項について学びました。

◆次に3日間の講師のご紹介します。
【1日目】
【講義】市町村の国際化施策の変遷と多文化共生の現状と課題    講師:明星大学人文学部人間社会学科 教授 渡戸 一郎 氏  
【講義】外国人の在留制度                          講師:法務省大阪入国管理局 大津出張所 所長 天野 俊浩 氏

【2日目】
【事例紹介】自治体の外国人施策紹介                 講師:
岐阜県美濃加茂市市民協働部地域振興課 国際交流員主任主査 大里 誠治 氏
【事例紹介】窓口業務における多言語支援について 
          講師:滋賀県長浜市市民協働部 市民活躍課 主事 久保田 逸子 氏
【事例紹介】外国人住民の生活上の課題について 
          講師:神奈川県横浜市中区役所 国際サービス員 廣野 美賀子 氏
【講義】外国人住民への窓口応対          
           講師:行政書士・NPO法人MixeRoots ×ユース★こんぺいとう 代表理事 渡辺マルセロ 氏
【講義】災害時の情報提供について~やさしい日本語の取り組み~ 
講師:公益財団法人仙台観光国際協会 国際化推進課課長 須藤 伸子 氏
◆講義の風景 
img 16205-1.jpgimg  16205-3.jpgimg16205-2.jpg
【3日目】 
【演習】グループ討議・発表・ふりかえり 講師:須藤 伸子 氏、渡辺 マルセロ 氏
◆演習の風景

img 16205-5.jpg◆受講者の皆さまからは次のような感想をいただきました。
「多文化共生に関する課題、変遷等を網羅されており、体系的に把握することができ、大変勉強になりました」
「実際の市役所の職員から市の取り組みが聞けて、実際に参考に出来そうなこともあって良かったです」
「経験談を数多く話しをしていただいて、文化の違いをどう乗り越えるのかといったことがわかった。外国人の生活の実態がわかる内容だった」

 
 
 この研修では多文化共生研修の入門編として外国人施策に関わる担当課の職員の方や、窓口業務において外国人住民の方と関わりのある職員の皆さんに受講いただきました。

 JIAMでは、これからも市町村のニーズを的確に捉えた研修を実施してまいります。皆様のご参加をお待ちしております。