実施報告

これからの公共のあり方~国際比較の視点から~(国内+海外)
【期間】28年8月23日(火)-9月5日(月) 【うち海外研修】28年8月27日(土)-9月5日(月)

 平成28年度「これからの公共のあり方~国際比較の視点から~」を国内研修4日間(8月23日(火)~26日(金))、海外研修10日間(8月27日(土)~9月5日(月))の日程で実施いたしました。
 4日間の国内研修では、日米におけるNPOの状況やNPOと行政の関わりの比較、協働事例等について学びました。その後、10日間の海外研修では、サンフランシスコ、サンノゼ等を訪問し、現地の行政機関やNPO等との意見交換を通じて、理解を深めました。本研修では、国内及び海外研修の全日程を静岡大学人文社会科学部法学科 教授 日詰 一幸氏にご指導いただき、ふりかえりも行いながら、研修を実施いたしました。

 14日間にわたる研修の一部を紹介いたします。

 研修の様子
img16102_01.JPG img16102_02.JPG img16102_03.JPG img16102_04.JPG
写真(左から順に):
1.静岡大学人文社会科学部法学科教授 日詰一幸氏 講義風景
2.大阪府立大学21世紀科学研究機構 産学協同高度人材育成センター特任教授 広瀬正氏 講義風景
3.サンノゼ市議会議員から説明を受けている様子
4.スタンフォード大学教授から説明を受けている様子

 受講者の感想
 受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。
「社会問題の解決方法として、NPO等のアドボカシーが政府や地方行政を補完しており、アメリカの歴史や文化を感じました。」
「実際に、視察先で現場の方の声を聞くと、それぞれのミッションやビジョンが明確であることが印象的でした。NPOの組織運営力を強化する施策について考えていきたいと思います。」
「自分自身の常識や価値観をゆさぶるような経験をさせていただきました。どの分野でも1秒単位で変化を続けているダイナミックさを感じました。日本の行政も早くこれに気づき、変わりゆく世の中でその時に合った行政サービスを提供していく必要があると感じました。」


 本研修には、全国各地から18名の自治体職員の皆様にご参加いただきました。研修を通じて気づいたこと、学んだことを、今後の業務に活かしていただけますと幸いです。