実施報告
- 市町村議会議員研修[2日間コース]:自治体予算を考える
- 【期間】27年8月30日(日)-8月31日(月)
平成27年度「市町村議会議員研修[2日間コース]自治体予算を考える」を、8月30日(日)から8月31日(月)までの2日間の日程で実施いたしました。
本研修では、市町村議会議員の皆さまを対象に、住民の代表として予算を的確に審議し、住民に説明する力を高めていただくことをねらいとし、2日間を通して、地方公務員災害補償基金理事・東京大学経済学部非常勤講師 緒方俊則氏にご講義いただきました。
【講義風景】 緒方氏作成のテキストをもとに、3部構成で実施いたしました。第1部は予算の総論的内容と予算書の読み方について、第2部は歳入・歳出のチェックポイントについて、第3部は財政運営の監視と今後の財政運営方策について、質疑応答を交えながら、それぞれご講義いただきました。 |
【演習風景】 予算に係る5つのテーマに分かれて行い、とても活発な意見交換がされました。 (テーマ) ・予算審議のあり方 ・決算審査や事業の評価 ・財源確保策 ・予算、財政状況に関する住民への情報提供、住民の意見聴取の方法 ・公共施設の老朽化対策 |
受講者の皆さまからは、次のような感想が寄せられました。
「予算について、全体の流れや指標の見方を知ることができた」
「自分の自治体の財政判断する基準がわかった」
「執行部内の予算編成の流れを知ることができた」
今回の研修には、全国から70名の皆さまが参加されました。今回学んだことを今後の議会活動で活用していただければ幸いです。
JIAMでは、引き続き、市区町村議会議員の方を対象とした、実務に活用できる研修を実施してまいります。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。