実施報告
- 自治体の財源確保策
- 【期間】27年5月27日(水)-5月29日(金)
平成27年度「自治体の財源確保策」の研修を、5月27日(水)から29日(金)の3日間で開催いたしました。
自治体では、これまで実施してきた歳出削減に加え、既存財源の見直しや新たな財源確保策に取り組むことによる歳入の確保が、喫緊の課題となっています。
本研修は、関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科教授 稲沢克祐氏にコーディネートいただき、地方財政の現状と自治体の財源確保策について学ぶとともに、様々な事例を通して理解を深めていただきました。
◎下記に研修の様子をご紹介します。
←【講義】自治体の財源確保策~事例紹介理解のための基礎知識~ 関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科教授 稲沢克祐氏の講義の様子 |
【事例紹介】ファシリティ・マネジメントに基づく保有資産の適正化 → 浜松市財務部資産経営課 副主幹 松野英男氏の講義の様子 |
←【事例紹介】広告料収入・ネーミングライツ 横浜市政策局共創推進室共創推進課 担当係長 河村昌美氏の講義の様子 |
【演習】情報交換会の様子 事前にアンケートでお聞きしたテーマで班分けを行い、希望する2種類のテーマで情報交換を行いました。それぞれ事例紹介いただいた講師陣にアドバイザーとして入っていただき、最後に各講師からまとめのコメントをいただきました。 → |
ご紹介した上記の事例以外にも、次の事例についてお話いただきました。
●「施設使用料等の適正化」
長浜市総合政策部行政経営改革課 主幹 岸田洋平氏
●「公有不動産の有効活用」
南魚沼市産業振興部商工観光課商工振興班 主幹 腰越勝利氏
●「ファシリティ・マネジメントに基づく保有資産の適正化」
秦野市政策部公共施設再配置推進課 課長兼課長代理 志村高史氏
●「自治体債権の一元管理」
船橋市税務部 参事 債権管理課長 永嶋正裕氏
受講者の皆様方の感想の一部を下記にご紹介します。
「具体的な事例を紹介いただき、自分の市でも参考にしたい事例がたくさんありました」
「様々な事例について学ぶことができ、自身の意欲に繋がる話で勉強になりました」
「市の財産を有効に活用するアイデアを得ることができました」
「多くの自治体の状況について話を聞くことができ、非常にためになりました」
今回の研修学んでいただいたことや様々な事例から得られたヒントを、それぞれの自治体において、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。
JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。是非ご活用ください。