実施報告

《中級》第1回多文化共生マネージャー養成コース(インターバル研修)
【期間】(前期)27年5月11日(月)-5月15日(金) (後期)27年6月29日(月)-7月3日(金)

 平成27年度 国際文化研修「第1回多文化共生マネージャー養成コースを、前期、後期合わせて10日間実施しました(前期5月11日(月)~16日(金)、後期:6月29日(月)~7月3日(金))。
 この研修では、地域の多文化共生を担う人材の育成を目的とし、多岐にわたる講義や実地研修を行っています。今回も地域における現状や課題を考え、将来に向けた3カ年計画を作成する演習に取り組み、多文化共生施策の推進にむけた様々な手法を学びました。

◎写真にて研修の様子をご紹介します。

←特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会理事 土井 佳彦 氏

 全日程にわたり、ご指導いただきました。豊富な知識やご経験から、研修全体をコーディネートしていただきました。
特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会代表理事 田村 太郎 氏→

 多文化共生だけでなく、これからの地域づくりや事業計画の策定に必要となる視点など、幅広い内容をわかりやすく解説していただきました。
←「ふりかえり」の様子

 1日ごとにその日の「ふりかえり」を行いました。受講者同士が講義の感想や疑問に思ったことを話し合い、講師からアドバイスをいただきました。
                               演習発表の様子→

 最終日には、研修の締めくくりとして、受講者全員が多文化共生推進のための3か年計画を作成し、発表しました。 

 受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。
 「法制度に関する体系的な知識を得ることができた。」
 「事例を学ぶだけでなく、目的(プラン)の手法を学べたことがとても良かった。」
 「課題に取り組み、自分たち(職場)だけでも進められる取り組みを発見した。まずはじめに、自分たちの事業の見直しが必要であると感じた。」

 今回の研修には、全国から14名が参加されました。この研修で学んだことや、育まれたネットワークを活かして、それぞれの地域で活躍していただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も地域の多文化共生推進に役立つ研修を実施いたします。皆様のご参加をお待ちしております。