実施報告

自治体外国人施策の実務~はじめて担当する方へ~
【期間】27年6月17日(水)-6月19日(金)

 平成27年度「自治体外国人施策の実務~はじめて担当する方へ~」を平成27年6月17日(水)~19日(金)の3日間、実施いたしました。
 本研修では、外国人施策や外国人が来訪する窓口業務をはじめて担当する方を対象に、外国人に関する事務を進めるうえで必要な事項について学びました。

次に3日間の研修の様子をご紹介します。

←【講義】市町村の国際化施策の変遷と多文化共生の現状と課題 
講師:東京外国語大学多言語・多文化教育研究センタープロジェクトコーディネーター(社会連携事業統括・研究員)杉澤経子氏
【事例紹介】自治体の外国人施策紹介 → 
講師:岐阜県美濃加茂市市民協働部地域振興課国際交流員主任主査 大里誠治氏

←【演習】外国人住民が安心、安全に暮らせるためには、現状で足りないこと、できていること」をテーマに考え、発表しました。


【演習】公益財団法人仙台観光国際協会国際化推進課長須藤伸子氏と
行政書士の渡辺マルセロ氏に演習を指導いただきました。→

  
 

 受講者の皆さまからは次のような感想をいただきました。
「自治体における国際化施策の変遷についても大変分かり易かったし、最終的に私たち担当者が何を目指せば良いのかも明示していただけて良かった。」
「短い時間だったが、各市が抱えている課題が自分の市と似ていることが発見できた」
「狭い市の中だけで少人数で仕事をしていたので、多文化共生や国際交流に対する考えに偏りがあることに気づきました。全国で同じ仕事をしている仲間に出会い、同じ課題に取り組んでいることを知ることが出来ただけでも大変心強く感じました。」
 
 この研修では4月に新たに外国人施策に関わる担当課に異動された方や、窓口業務において外国人住民の方と関わりのある職員の皆さんに受講いただきました。
 JIAMでは、これからも市町村のニーズを的確に捉えた研修を実施してまいります。皆様のご参加をお待ちしております。