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「多文化共生の新時代」著者紹介 (時 光 氏)
略歴
中国遼寧省出身。2001年私費留学生として来日。和歌山大学卒業後、2006年(財)和歌山県国際交流協会に採用され、日本語ボランティアコーディネーター等の事業を担当。地域の日本語教室のコーディネーターとして教室運営等に携わり、はじめて外国人住民の現状を知ると同時に、地域のことに関心・意識を持ち始めた。2009年全国市町村国際文化研修所(JIAM)に採用され、国際文化、多文化共生系研修の企画、講師等の業務を経て、2012年4月より特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会事務局長。
2007年に起きた新潟県中越沖地震や2011年に起きた東日本大震災の際、被災地で外国人への支援活動に従事するなどの経験から、現在災害時外国人支援や外国人住民の現状・課題等をテーマに日本各地において外国人住民の立場から講演活動等を行っている。
現在の主な役職
(特)多文化共生マネージャー全国協議会 事務局長
JIAMにおける研修実績(主なもの)
- 「地域の国際化」基礎コース
- 基礎から学ぶ地域の国際化と自治体、協会、住民の役割
- 平成22年度災害時対応~在住外国人を災害弱者にしないために~
- 多文化共生の地域づくりコース
- 消防職員コース
- 外国人スタッフエンパワーメント研修~多文化共生と私たち外国人スタッフ~
- 災害時における外国人への支援セミナー
- 多文化共生マネージャー養成コース
- 多文化共生マネージャースキルアップコース
- 自治体外国人施策の実務~はじめて担当する方へ~
- これからの地域の国際化(基礎コース)
主要研究業績
【著作】
- (財)国際文化研修所(2009)「【国境を越えた人々、国境を越えたふるさと】~群馬県大泉町~」vol.65 2009秋、pp.54-56
- (財)国際文化研修所(2010)「【国境を越えた人々、国境を越えたふるさと】~二つの故郷を思い、ふと「幸せ」について気づいたこと~」vol.69 2010秋、pp.63-66
- (財)国際文化研修所(2011)「【国境を越えた人々、国境を越えたふるさと】~震災復興と外国人住民~」『国際文化研修』vol.72 2011夏、pp.60-63
- (財)国際文化研修所(2012)「【国境を越えた人々、国境を越えたふるさと】~中国で出会った元技能実習生たち~」『国際文化研修』vol.74 2012冬、pp.52-55
- (財)国際文化研修所(2013)「日中の狭間に生きる日中国人の思い」『国際文化研修』vol.80 2013夏、pp.11-14
- (財)国際文化研修所(2014)「広域連携による災害時外国人支援の取り組みについて」『国際文化研修』vol.84 2014春、pp.10-13
- 一般(財)自治体国際化協会(2012)「災害時外国人支援に備え、平時より取り組む-NPOタブマネのご紹介-」自治体国際化フォーラム278号(2012年12月)
- 独立行政法人日本学生支援機構(2013)「【論考】災害時の外国人住民支援に関する今までの取り組みと今後の課題」ウェブマガジン『留学交流』2013年3月号vol.24(特集)震災後の留学生交流を考える