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JIAM情報ひろば

(報告)静岡市 佐々木幸雄

第111回2012.09.26

第2回ソリューションフォーカス自主研究会を開催しました

国際文化研修2012年夏号でソリューション・フォーカスが特集されましたが、全国市町村国際文化研修所(JIAM)の同窓生が中心となって運営しているソリューション・フォーカス自主研究会の最新情報をお届けします。

 特集記事のとおり、第1回は大阪府八尾市で開催しましたが、第2回は長野方面からの参加者も参加しやすいように名古屋市にある国際センター会議室を借りて開催しました。参加者は1都2府7県から計13名。この中には、一参加者として参加してくださった伊藤喜代次先生も含まれます。

 第1回は、平成23年度のJIAM研修の受講生のみで行いましたが、今回は、平成21年度のJIAM研修の受講生、そして、ソリューション・フォーカスの全国大会であるJ-SOL5(第5回日本ソリューション・フォーカス活用事例共有大会)に参加していた自治体職員(元教員)の方や市議会議員の方も加わり、参加者の幅も広がりました。

 研究会では、昨年度のJIAM研修以来、約9か月ぶりにお会いした方もいて、とても嬉しかったと同時に、昨年のJIAM研修のときよりも表情が明るくなった、パワーアップしている、と言われました。自分たち自身は気づいていないものの、ソリューション・フォーカスを学び続けていることにより、自分たちも変化していることに気付くことができて、とてもよかったです。

 研修内容ですが、1月に開催した第1回自主研究会では、JIAM研修の復習として、JIAM研修で行ったワークの一部を「そのまま」行いました。3か月ほど間があいていたのですが、JIAM研修の翌日のような雰囲気で、とても楽しく、有意義な1日を過ごすことができました。

 7月に開催した第2回自主研究会では、自己紹介を兼ねたワーク「エースを紹介します」、「リフレクティング・チーム」といったJIAM研修で実施したワークとともに、J-SOL5で発表された「肯定質問」や「BRIEFコーチング」のワークを取り入れるなど、JIAM研修の内容だけでなく、その後、参加者が自ら学んだソリューション・フォーカスに関連した知識を、参加者間でシェアする内容となりました。参加することによって、ソリューション・フォーカスに関するスキルアップにあるのはもちろんですが、司会や研修講師役も参加者が分担して行うことにより、人前で話をするということの経験にもなったと思います。

 もちろん自主研究会後は、名古屋名物手羽先を食べながらの懇親会を行い、仕事のこと、プライベートことなど、お互いに話をしながら楽しい時間を過ごしました。ソリューション・フォーカスを学んだ者同士なので、愚痴や批判などではなくて、前を向いた会話ができるので、楽しく過ごすことができます。わざわざ遠方から自主研究会に参加していただけるのに、参加することで気分が晴れたり、元気づけられるからかもしれません。

 次回、第3回自主研究会は、平成24年11月17日(土)に、京都府亀岡市で開催予定です。第3回では、自分で本を読んだけれど研修に参加したい、といった方も参加できるようにする予定です。JIAM研修の課題図書である「解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント」(青木安輝著)などのソリューション・フォーカスに関する本を読んだり、国際文化研修2012年夏号(JIAMのホームページにも掲載されています)のソリューション・フォーカス特集を読んで、ソリューション・フォーカスについて学んでみたいという方で、自主研究会に参加したいという方は、info★lg-solutionist.netまでメールでお問い合わせください(★の部分を@に置き換えてください)。

(JIAMメールマガジン第111号掲載(2012.9.26発行))