実施報告

地域公共交通の維持と確保に向けて
【期間】令和5年11月29日(水)-令和5年12月1日(金)

令和5年度「地域公共交通の維持と確保に向けて」を11月29日(水)から12月1日(金)までの3日間で実施いたしました。
本研修では、人口減少と少子高齢化が急速に進むことにより、地域公共交通を取り巻く環境は大変厳しい状況にある中、住民生活を維持するための地域公共交通の仕組み作りについて、講義や演習を通して学びました。

研修の様子

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写真(上段左から順に)
・名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和 氏
・埼玉県飯能市 市民生活部 交通政策課 主任 井戸入 大輝 氏
・NPO法人まちづくり活性化土浦 理事 事務局長 小林 まゆみ 氏
・合同会社萬創社 代表 福本 雅之 氏

(下段左から順に)
・福島県いわき市  総合政策部 スマート社会推進課 主幹 若林 靖人 氏
課題演習(グループ討議)の様子①
課題演習(グループ討議)の様子②
課題演習(発表)の様子

受講者の感想

受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
・公共交通の改善に取り組むために認識しておくべき概念、心構えを正しく認識することができました。
・公共交通は「移動」のための「手段」であり、何故それに対して税金を投入するかを再度考えさせてもらえる講義でした。
・異なる事情を地域の関係者全体できちんと話し合うことが重要であり、何が地域のために必要かと考えなければならないと認識することができました。
・他の自治体等が行っている事業の取り組みを深く学ぶことができました。今後は自分が行っている施策の中に取り入れ、まずは何事にも取り組んでいきたいです。

今回の研修には、全国から36名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。