実施報告

次世代を担う若手職員育成研修(インターバル研修)
【期間】令和5年7月11日(火)-令和5年10月24日(火)

令和5年度「次世代を担う若手職員育成研修」を、前期7月11日(火)から7月14日(金)まで、後期10月24日(火)の計5日間で実施いたしました。(前期:集合研修 後期:オンライン研修)

本研修は、高齢者人口がピークを迎える2040年頃、自治体の様々な分野でリーダーとして活躍することが期待される若手職員を対象として、これまでの地方分権改革の流れを踏まえ、少子・高齢化に伴い今後顕在化する自治体の諸課題について幅広い視点から学ぶとともに、未来のリーダーに必要なマネジメント等に関する基礎的な能力の向上を図ることをねらいとして実施いたしました。演習では、地域のありたい姿を実現するための方策等について考えました。インターバル期間中も、ともに成長できる同世代の地方公務員とともに演習を続け、モデル市の課題解決のための政策立案を行い、後期研修において政策提言として発表していただきました。

研修の様子
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写真(上段左から順に):
・武庫川女子大学経営学部 教授 金﨑 健太郎 氏
・岩手県八幡平市 商工観光課 課長補佐兼企業立地推進係長 中軽米 真人 氏
・三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 執行役員 主席研究員 政策研究事業本部東京本部副本部長 矢島 洋子 氏 

(下段左から順に):
一般財団法人地域活性化センター 新事業企画室長 吉弘 拓生 氏
・明治大学経営学部公共経営学科 教授 菊地 端夫 氏
・演習の様子

受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
・中央政府・地方政府の関係性、またそれぞれの役割を知ることができて、自分たちの仕事の役割を再認識できてよかった。
・政策立案の具体的な手法を教えていただき大変勉強になった。早速、現場で試してみたい。
・どのように職場環境を変えたらいいか分からなかったところ、組織の在り方、人事評価の考え方等を事例を交えて教えていただいたので分かりやすかった。
・幸せの指標が面白いなと思った。目に見えない分、自分でも見失いやすいため、指標を活かしたい。また、窓口や政策立案時も意識して考えたい。
・非常に難しい演習であったが、自分たちの自治体を見つめなおすとともに、未来のまちに何が必要なのか真剣に考える良い機会であった。

今回の研修には、全国から25名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。