実施報告

消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~
【期間】令和5年5月10日(水)-令和5年5月26日(金)

令和5年度「消防職員コース~非常時における外国人とのコミュニケーション~」を5月10日(水)から5月26日(金)までの17日間で実施いたしました。

この研修は、消防職員を対象に、非常時において外国人を救援救助する活動が迅速・的確に行えるよう、語学力やコミュニケーション能力の向上を図るとともに、外国人を取り巻く現状や異文化についての理解を深めることを目的としております。

研修の様子
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上段 左から順に
・安芸高田市国際交流協会 代表理事 明木 一悦 氏
・茨木市消防本部 警備課指令係 消防士長 外山 岳 氏
・英語授業のプレゼンテーション風景
・「救急ボイストラ」演習風景(協力:滋賀県CIR 2名、木津川市CIR 1名)

下段 左から順に
・山口大学 教育・学生支援機構 留学生センター 講師 中野 祥子 氏
・弘前大学名誉教授 佐藤 和之 氏
・「同僚・後輩に伝える外国人(傷病者)への対応」演習発表風景
・観光レジリエンス 研究所 代表 髙松 正人 氏

受講者の感想
受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「英語による会話で、119番通報から傷病者接触まで一連の流れが把握できました。」
「ボイストラを実際に使用してみて、事前訓練の必要性を痛感しました。訓練に参加いただいた外国の方の意見を聞けて、とても参考になりました。」
「自分の中でもっとコミュニケーションをとりたい、学習したいという意欲が高まりました。」
「他市の方と授業や課外を通して交流できたので、今後の消防人生のつながりができました。」

今回の研修には、全国から11名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。