実施報告

多文化共生の実践コース(インターバル研修)
【期間】令和5年7月5日(水)-令和5年9月15日(金)

令和5年度「多文化共生の実践コース」を前期7月5日(水)から7月7日(金)まで、後期9月13日(水)から9月15日(金)までの計6日間で実施いたしました。本研修では、外国人住民に関わる諸課題や地域での対応について理解を深め、多文化共生社会の進展に対応するための知識の習得、地域の関係機関・部局等とのコーディネート能力及び多文化共生の推進や外国人住民と共に行う地域活性化等に関する施策・事業の企画立案能力の向上を目指して実施いたしました。研修効果を高めるため、研修を前期と後期に分け、インターバル期間を設け、後期には地域の実情に沿った多文化共生を推進するための計画を策定するという実践的な研修でした。なお、本研修は全日程 特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会 副代表理事 田村太郎氏にご指導いただきました。

研修の様子

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写真
上段(前期の様子)左から順に:
一般財団法人熊本市国際交流事業団 常務理事 八木 浩光 氏 ご講義の様子
・特定非営利活動法人神戸定住外国人支援センター(KFC)
 デイサービスセンターハナの会 ゼネラルマネージャー フフデルゲル 氏 ご講義の様子
・総社市役所 市民生活部人権・まちづくり課 譚 俊偉 氏 ご講義の様子
・京丹後市国際交流協会 事務局長 麻田 友子 氏 ご講義の様子

下段(後期の様子)左から順に:
・群馬大学 教育・学生支援機構学生支援センター 教授 結城 恵 氏 ご講義の様子
・公益財団法人佐賀県国際交流協会 企画交流課長 矢冨 明徳 氏 ご講義の様子
・スペイン語相談員 社会福祉士 村松 紀子 氏 ご講義の様子
・特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会 副代表理事 田村 太郎 氏 ご講義の様子

上記のほか、実地研修では次の方にご指導いただきました。
・特定非営利活動法人IKUNO・多文化ふらっと 理事 金谷 一郎 氏
・公益財団法人箕面市国際交流協会 事務局次長 岩城 あすか 氏
・公益財団法人とよなか国際交流協会 常務理事 山野上 隆史 氏

受講者の感想 受講者の皆様からは次のような感想をいただきました。
「多文化共生について基礎から実践的な内容まで、幅広く学ぶことができ、大変多くの学びを得ることができた。」
「単独で解決するのではなく、ほかの組織を巻き込んで行くことが課題解決のカギだと知ることができた。」
「様々な事例を学ぶことができ、選択肢や手法の幅が広がったと感じた。行政の職員も現場に出ること、そして、できれば相手のフィールドに入り込むことが重要だと感じたので実践していきたい。」

今回の研修には、全国から39名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に活かしていただけましたら幸いです。 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。