実施報告

子どもの貧困対策
【期間】29年10月4日(水)-10月6日(金)

 平成29年度政策・実務研修「子どもの貧困対策」を10月4日(水)から6日(金)までの3日間で実施いたしました。本研修では、まず講義や事例紹介を通して、「子供の貧困」問題の現状や課題、対策の参考となる事業を学びました。また、受講者同士による意見交換からそれぞれの自治体における取り組みの紹介や情報共有を行い、それらを踏まえて子どもの貧困対策の施策推進を考えました。

・研修ちらし https://www.jiam.jp/workshop/tr17458.pdf

◎研修の様子を写真にて紹介します。

1img17458 1.jpg 2img17458 2.jpg 3img17458 3.jpg 4img17458 4.jpg

1.名古屋大学大学院教育発達科学研究科 教授 中嶋 哲彦氏の講義風景
2.愛知県高浜市地域福祉グループ 木村 忠好氏の講義風景
3.演習風景
4.子どもの虹情報研修センター 研究部長 川松 亮氏の演習風景

◎受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。

・国全体での動き、経緯など、これまで断片的だった理解が整理できた。
・SOSを発信することができない人の実態を、どのように拾い上げていけばいいのか、とても参考になった。
・事業としてはすでに取組んでいるが、事例を聞き、改善していく内容や、新しい取組みの参考になった。
・行政の持つ情報やハードと、民間団体であるが故に可能なきめ細かい支援が生かされている事例が参考になった。
・グループ演習では、各自治体の規模は異なるものの、直面する課題は共通することが多く、共感できる仲間に出会えた事が今後の取組みの支えになる。
・支援対象のイメージが明確になり、支援すべき内容も整理することができた。

 今回の研修には、全国から55名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。