実施報告

障がいのある人への自立支援
【期間】29年11月13日(月)-11月17日(金)

 平成29年度政策・実務研修「障がいのある人への自立支援」を11月13日(月)から11月17日(金)までの5日間で実施いたしました。
 本研修は、障害のある人をめぐる法制度の動向や、市町村の障がい者福祉施策の現状や課題を理解し、一人ひとりにあった自立を支援するための施策を企画・立案できる職員の能力向上を図ることを目的に実施しました。

・研修ちらし
http://www.jiam.jp/workshop/doc/2017/17455/tr17455.pdf

◎研修の様子を写真にて紹介します。

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1. 筑波大学人間系 教授 小澤 温氏の講義風景
2. 特定非営利活動法人DPI(障害者インターナショナル)日本会議 議長補佐 崔 栄繁氏の講義風景
3. 日本発達障害ネットワーク(JDDnet) 専門委員 山岡 修氏の講義風景
4. 滋賀県障害者自立支援協議会 事務局長 中島 秀夫氏の講義風景
5. 半田市福祉部地域福祉課 主査 渡辺 富之氏・半田市障がい者相談支援センター副センター長 徳山 勝氏の事例紹介風景
6. 日本相談支援専門員協会 顧問 福岡 寿氏の講義風景
7. 総社市保健福祉部福祉課障がい福祉係 主事 三宅 弘倫氏・社会福祉法人総社市社会福祉協議会 障がい者千人雇用センター 千人雇用ワーカー 吉富 千里氏の事例紹介風景
8. 社会福祉法人ロザリオの聖母会ナザレの家あさひ 所長 / 障がいのある人と援助者でつくる日本グループホーム学会 副代表  荒井 隆一氏の演習風景

◎受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。
・これまでの法改正の流れや障がい者福祉の現状等について、分かりやすく説明していただき、勉強になりました。
・法律や制度については条文だけを読んでも分かりにくく、とっつきにくいと考えていましたが、要点等を具体例を交えながらお話しいただいたのでよく理解できました。
・障がい者への支援について、基本的な知識から、本人や家族の支援ニーズに至るまで、幅広い話が聞けてよかったです。
・現場でのお話や、本当に必要なことを知ることができ、大変有意義な研修でした。
・目が覚めるような素晴らしい講義でした。当事者の思いを、自分は汲み取っていただろうか?と振り返る機会になりました。今後、アセスメントをしっかりしていこうと思いました。
・演習では、グループでアイディアを出し合いながら悩みを共有でき、大変でしたが勉強になりました。ロールプレイ形式で「聞く側の立場になって考える」ことも学ぶことができました。また、講師から一つ一つの班にアドバイスをしていただき、有意義なプレゼンになりました。

 今回の研修には、全国から39名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。