実施報告

最新技術を活用した自治体政策
【期間】29年9月19日(火)-9月20日(水)

平成29年度政策・実務研修「最新技術を活用した自治体政策」を9月19日(火)から20日(水)までの2日間の日程で開催いたしました。
本研修では、IoT(Internet of Things)、ビッグデータ、AI(人工知能)、ロボットなど、めまぐるしく進歩する最新技術を学び、産業構造や就業構造が劇的に変わることが想定される中、自治体に求められる政策について考えました。

研修の様子

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写真(左から順に)
1.経済産業省製造産業局総務課課長補佐 池田 陽子 氏「IoT時代のものづくり産業政策」講義風景
2.千葉工業大学社会システム科学部プロジェクトマネジメント学科教授 関 研一 氏「感性を測り製品に生かす試み」講義風景
3.法政大学デザイン工学部システムデザイン学科教授 西岡 靖之 氏「IoT~地域産業をIT化でつなげる~」講義風景
4.大阪工業大学工学部ロボット工学科教授 本田 幸夫 氏「医療・福祉・サービス分野での最新技術」講義風景

本研修では次の講師の方々にもご講義いただきました。
・愛知県幸田町企画部企業立地監兼企業立地課長 志賀 幸弘 氏「産学官連携による、垣根を越えた新産業創生」
・株式会社ゼンリン第一事業本部東京エリア統括部専任部長 木野 裕一郎 氏「時空間情報の利活用による自治体行政における新たな価値創出」

受講者の皆様からは、下記のような感想をいただきました。
「ロボット導入を進めるには、社会システムのデザインが大切であること、技術革新において注意するべき点について学ぶことができました。」
「地図が生む新しい情報が、新たな産業を生み、より活用できる可能性を感じました。」
「今までにない新しい考えが多くあり、自治体がこの先、生き残るためにどのような行動をしていく必要があるか再確認できました。」

今回の研修には、全国から30名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークをご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
JIAMでは、これからも市町村のニーズにあった研修を実施してまいります。皆様のご参加をお待ちしております。