実施報告

行政不服審査~行政不服審査を円滑に実施するために~
【期間】29年5月31日(水)-6月1日(木)

平成29年度「行政不服審査~行政不服審査を円滑に実施するために~」の研修を5月31日(水)から6月1日(木)の2日間で開催いたしました。

公平性、使いやすさの向上、国民救済手段の充実・拡充の観点から、審理員制度の導入や有識者からなる第三者機関の設置、不服申立て手続きの審査請求への一元化など、全部改正された行政不服審査法が平成28年4月から施行されています。
本研修では、それぞれの市町村で行政不服審査を適切かつ円滑に実施できる職員の能力養成を目指し、研修を実施いたしました。

◎研修の様子を写真にて紹介します。
徳島県小松島市法務監・弁護士 中村 健人氏の講義風景
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課題解決フォーラムでのグループ討議風景
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東京大学大学院法学政治学研究科 教授 宇賀 克也氏の講義風景
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◎受講者の皆様からは、次のような感想をいただきました。
・行政不服審査法の重要条文を細かく説明いただき、非常に参考となりました。
・審理員の立場を踏まえた解説で理解を深めることができました。
・実際の事例を元に解説され、審理員として適正な意見書を作成する際の参考となります。
・法改正により変更となった点や、その仕組をわかりやすく説明していただいた点が良かったです。

この研修には、全国各地から34人の方々にご参加いただきました。今回学んでいただいたことを、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。
JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。是非ご活用ください。