実施報告

災害発生後の市町村の役割~復旧から復興へ~
【期間】28年11月7日(月)-11月9日(水)

平成28年度「災害発生後の市町村の役割~復旧から復興へ~」研修を、11月7日(月)~11月9日(水)の3日間で実施しました。

今回の研修のポイントは次のとおりです。
・ 復旧~復興にかかる法的枠組み、制度を理解する。
・ 被災自治体特有の事務を円滑に進めることができる。
・ 被災者の生活再建支援について実例から学ぶ。

◎研修の様子を写真にて紹介します。
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1.常葉大学大学院環境防災研究科 教授 重川 希志依氏の講義風景『災害発生後の市町村の役割~復旧から復興にかけて~』
2.公益社団法人中越防災安全推進機構震災アーカイブス・メモリアルセンター センター長 稲垣 文彦氏の講義風景『被災後の住民との関わり~復興支援員の役割~』
3.神戸防災技術者の会 片瀬 範雄氏の講義風景『被災後の住民との関わり~発生直後から避難所、仮設住宅そして恒久住宅へ~』
4.同志社大学社会学部社会学科 教授 立木 茂雄氏の演習風景『災害の復旧・復興にあたって』
※上記の他に、内閣府 政策統括官(防災担当)付参事官(事業推進担当)付企画調整官 後藤 隆昭氏『復旧・復興にかかる法的・制度的枠組み~被災地支援の枠組み~』、福知山市 危機管理室 次長補佐 森下 邦治氏・税務課 課長補佐 松本 一芳氏・税務課 主任 山口 秀幸氏・税務課 主任 塩見 卓也氏『被災後の住民対応~被害調査、罹災証明書の発行等~』、神戸市住宅都市局建築技術部 部長 井垣 昭人氏『応急仮設住宅と災害公営住宅~住まいの確保を中心に~』をご講演いただきました。

 受講された皆さまからは次のようなコメントをいただきました。

「様々な法的な対応に伴い、迅速な対応を実施するために日頃からの準備が重要であると感じた。」
「生活再建に向けての様々な業務について説明や先生の意見が聴けてよかった。改めて、市役所全体で取り組む必要を感じた。」
「復旧から復興にかけて市町村の陥りやすい状況を具体的にイメージできた。あらゆるセクションで日頃から備えることの大切さを再確認できた。」
「分かっているようで分かっていなかった被害調査や罹災証明書発行について、発行までの準備や手順を詳しく知ることが出来、とてもよかった。」

 研修には、全国から39名の方々に参加いただきました。今回の3日間の研修で学んだことに加え、JIAMで築いたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施して参ります。是非ご活用ください。