実施報告

医療通訳の基礎
【期間】平成29年2月20日(月)~2月21日(火)

 平成28年度 国際文化研修「医療通訳の基礎」を2月20日(月)~21日(火)の2日間で開催いたしました。
 本研修は、外国人医療を取り巻く諸課題について理解を深め、医療通訳の果たす役割を認識し、地域の実状に応じた外国人医療の施策立案・事業展開ができる能力を身につけることを目的に実施しました。

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写真(左から順に):

1.【講義】外国人の医療・保健・福祉について  大阪大学大学院人間科学研究科 教授 中村 安秀 氏
2.【事例紹介①】医療通訳の現場について NPO法人エスニコ 代表理事 芦田 科子 氏
3.【事例紹介②】佐賀県における医療通訳サポーター事業への取り組み 公益財団法人佐賀県国際交流協会 企画交流課長 矢冨 明徳 氏
4.【事例紹介②】電話通訳の導入と活用事例について 株式会社ブリックス 代表取締役社長 吉川 健一 氏

 受講者の皆様からは、次のような感想が寄せられました。
 「医療は文化であることが分かった。」
 「仕組み作りの中に通訳者さんのフォローも必要だと感じた。」
 「数年間医療通訳をされてきた実績に基づいたお話しを聴くことができてよかった。」
 「電話通訳と人材育成の棲み分けを考えていく上で、貴重な講義だった。電話通訳のイメージを確認することもできた。」

 今回の研修には、全国から18名が参加されました。この研修で学んだことを、今後の業務でお役立ていただければ幸いです。
 JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。是非ご活用ください。