実施報告

魅力あるまち、ひと、しごとづくり
【期間】27年4月16日(木)-4月17日(金)

 平成27年度緊急・臨時セミナー「魅力あるまち、ひと、しごとづくり」を4月16日(木)から17日(金)までの2日間で実施いたしました。
 本セミナーでは、地方版総合戦略策定のポイントについて解説するとともに、地域の自立に繋がるよう自ら考え、責任を持って戦略を推進している自治体の事例を紹介しました。豊かな生活を安心して営める地域社会の形成、多様な人材の確保、魅力ある多様な就業の機会創出をいかに計画して推進していくか考えました。

◎研修の様子を写真にて紹介します。

←内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 内閣府地方創生推進室
 参事官 溝口 洋 氏
 日本の人口の現状・将来展望と国の長期ビジョン・総合戦略等を解説いただき、地方版総合戦略の策定のポイントについてお話しいただきました。その後、質疑応答を行いました。
滋賀県湖南市長 谷畑 英吾様から湖南市の取り組みをご紹介いただきました。→
←福井県鯖江市長 牧野 百男様から鯖江市の取り組みをご紹介いただきました。

◎受講者の皆さまからの感想の一部をご紹介します。
・日本の置かれている現状を再確認できたとともに、地方創生の目的をきちんと学びなおせた点がよかった。
・一つずつの質問に丁寧に答えていただいたので、非常に参考になった。
・現在取り組み進行中のタイムリーなテーマを国の担当者から直接説明を受けることができて良かった。新しい気付きも数多くあり、参考になった。
・直接お話を聞くことができ、理解が深まるとともに責任感、意欲が出た。
・総合戦略を策定する上で、大変勉強になった。無いものを嘆くより、ある物を見つけていくことが重要との言葉に感銘を受けた。地元に戻って率先して取り組みたいと思う。
・まちづくりの各施策が調和した先進的な取り組みを聞くことができ、大変参考になった。
・意欲的な取り組みに大変感銘を受けました。市長のフットワークの軽さを見習う必要があります。住民を巻き込んでの取り組み、市役所幹部の企業での研修など大変参考となる事例だった。
・福祉に重点的に取り組まれてきたこともあり、「人」を大切に、持てる力を発揮しやすいまちづくりをされていると感じた。
・学生提案の受け入れにより様々な事業を実施されていることに感銘を受けた。
地域資源を磨くということを徹底しているのだと感じた。また、学生発信の提案をうまく実行していっていることに驚いた。
・殻を破る発想と真剣に取り入れている活力あるまちづくりに感銘を受けました。大学がなくても違う視点で活動をしている案も活かしていきたい。
・各団体が抱えている課題等を聞くことができて参考となった。

 今回の研修には、全国から124名の方にご参加いただきました。今回学んだことや研修を通して築かれたネットワークを存分にご活用いただき、今後の業務に生かしていただけましたら幸いです。
 JIAMでは、今後も地方自治体が抱える課題解決の一助としていただけるような研修を実施してまいります。どうぞご活用ください。