実施報告

市町村議会議員研修[5日間コース]:新人議員のための地方自治基本コース
【期間】27年5月18日(月)-5月22日(金)

 地方議員が期待される役割を充分に果たすためには、社会情勢や地域の諸課題、住民ニーズの把握に加え、地方自治に関連する諸制度について精通しておくことが必要です。
 今回の研修は、「新人議員」を対象として、地方議員が理解しておくべき基本的事項を、講義や演習を通じて効果的に学んでいただくことを目的に、5月18日(月)~22日(金)5日間の日程で実施しました。
 本研修は、全国市議会議長会及び全国町村議会議長会との共催で行ったものです。

 次に5日間の研修の一部をご紹介します。

←首都大学東京大学院社会科学研究科教授 大杉 覚氏の講義風景
「地方自治制度の基本について」
→山梨学院大学法学部教授 江藤 俊昭氏の講師風景
「地方議会改革の課題と議会制度」
←北海道大学公共政策大学院教授 原田 賢一郎氏の演習風景
「条例演習・意見交換」、「発表・全体討議・まとめ」
→地方公務員災害補償基金理事 緒方 俊則氏の講義風景
「地方議会と自治体制度」

 上記のほか、次の方にご指導いただきました。
 総務省自治行政局行政課地方議会企画官 池田 敬之氏
 元 人事院総裁 中島 忠能氏 

 今回の研修は、全国から51名の方にご参加いただきました。
 受講者の皆様からは、次のような感想をいただきました。

 「実例も踏まえながら、地方自治の現状について、理解することができた。」
 「積極的な意見交換等により、多くの疑問を解決することができた。」
 「自分達の自治体の財政について、よく理解するきっかけとなった。」

 今回学んでいただいたことを通して、今後の活動に少しでもお役立ていただければ幸いです。
 JIAMでは、引き続き市町村議会議員の方を対象とした研修を実施してまいります。多くの皆様のご参加をお待ちしております。