実施報告

子どもの貧困対策
【期間】27年10月7日(水)-10月9日(金)

 平成27年度政策・実務研修「子どもの貧困対策」を、10月7日(水)から9日(金)までの3日間の日程で実施いたしました。
 この研修では、見ようとしなければ見えない問題とも言われている「子どもの貧困」について、子どもたちを取り巻く状況の理解を深め、情報を共有するとともに、子ども期の貧困の予防・支援の推進を目指した施策について考えました。

←【講義】地方自治体における子どもの貧困対策
立教大学コミュニティ福祉学部教授 湯澤直美氏の講義の様子
【事例紹介】荒川区における「子どもの貧困対策」 →
荒川区子育て支援部子育て支援課長 伊藤節子氏の講義の様子
←【演習】ワールドカフェ方式での意見交換、情報交換の様子
 自由な雰囲気のなかで、日頃の業務での悩みなどを共有しました。
【演習】グループごとに実施した施策立案演習の様子 →
 グループ討議では、湯澤氏にご指導いただきました。
 最終日には、グループでまとめた施策提案を発表し、質疑のあと、講師から
講評をいただきました。

 受講者の皆様方の感想の一部を下記にご紹介します。
 「実態の把握の難しさと重要さを痛感しました。」
 「相対的貧困のイメージをしっかりと持つことができたし、わかりにくさがどこにあるかも理解することが
 できました。」 
 「演習発表では、各発表後に先生から事例の紹介などを交えた講評等をいただいくことができ、非常に
 良かったです。」
 「演習では、他の自治体の事例やアイディアが得られ、施策に活かせると強く感じました。」

 今回の研修で学んだこと、受講者間での意見交換から得られたヒントなどを、今後の業務に役立てていただ
ければ幸いです。
 JIAMでは、今後も自治体のニーズにあった研修を実施してまいります。是非ご活用ください。