実施報告

地域の活力創造~攻めの農林水産業の展開~
【期間】27年12月7日(月)-12月11日(金)

 平成27年度政策・実務研修「地域の活力創造~攻めの農林水産業の展開~」を、12月7日(月)から11日(金)までの5日間の日程で実施いたしました。
 本研修は、地域の活力を創造するため、農林水産業の競争力を強化し、新たな発想のもとで施策を展開していくための手法について、講義・事例紹介・演習を通じて学び、考えました。
 
 次に、5日間の様子をご紹介いたします。

←【基調講義】日本の農業の現状と課題
一般社団法人キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹 山下一仁氏の講義の様子

 5日間の研修の導入として、日本の農業の現状、諸外国の農業事情等についてお話しいただくとともに、これからの日本の農業に求められること等についてご講義いただきました。
【課題演習】討議の様子 →

 演習は、導入、中間指導、発表・講評までを、滋賀大学社会連携研究センター教授 石井良一氏にご指導いただきました。
 「担い手の育成と規模拡大の加速策」、「6次産業化の推進策」、「中山間地農業の維持発展策」等をテーマに、班ごとに、現状分析を実施したうえで、新しい事業について討議し、モデル都市の施策について提案いただきました。
←【事例紹介】都市農村交流と担い手の育成
NPO法人えがおつなげて代表理事 曽根原久司氏
【事例紹介】浜田市における農林水産品の販路拡大支援の取り組み →
浜田市長 久保田章市氏

 上記のほか、6次産業化や高付加価値化、企業参入等、様々な立場からの講義や事例の紹介をいただきました。

 研修を終えた受講者からは、次のような感想が寄せられています。
・様々な立場、視点からの先進事例を聞くことができて有意義だった。
・演習では、実際に政策提案するプロセスを学ぶことができた。すぐに業務に活かしていきたい。
・他の自治体の方々と意見交換できたことは、非常にためになった。

 本研修には、全国各地から35名の方々に受講いただだきました。
 受講者の皆様が、本研修で学んだことを各所属で実践され、今後の業務に役立てていただければ幸いです。
 なお、来年度は、平成28年12月5日(月)~9日(金)の日程で実施する予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしています。